A
ふくらんだ わたしの影 音もなく 塵になった
迷わず たおやかに指先 射(さ)した後

A'
よるべなく たゆたう足 風切羽(かざきりば) 鳥になった
渇いた 舌先でさがすよ 君の名前を呼ぶよ

B
さかさま 落ちてゆく 底なしの
夜の夜 沈んでゆく
例えばそう 静謐の 美しさ
恐れながら

A'
ふわふわと 浮かびて散る 風花を 好きと言った 
届かず あさはかな指先 空(くう)を切る 滲む赤

B
さかさま 落ちてゆく 底なしの
夜の夜 沈んでゆく
時折そう 擦りむいた 膝小僧
笑いながら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

silent

HEIGH-HOさんの曲(http://piapro.jp/content/zn61ca5t56rlvutl)に歌詞応募させていただきました。

雪でまっしろに消された足跡を追っていくようなイメージが浮かびました。
だから、そういった感じの詞です。

閲覧数:148

投稿日:2010/11/06 05:33:42

文字数:253文字

カテゴリ:歌詞

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