Aメロ
舞い散る桜この手に落つ 嗚呼 美しきかなと 呟く
朧月夜に君を想ふ 切なく 胸を締め付ける 刹那に酔い痴れ

この世はまるで霞のよう 嗚呼 掴めば消え逝く 幻
既に枯れ果てた雫さえ 君へと 全て捧げよう 永遠に(とわに)


Bメロ
迷い子のようにただ 引く手探してる 温もりが欲しい 助けてよ ねぇ
暗闇の中へ 誘う音(いざなうね) もう 抜け出せないの きっと


サビ
この身を引き裂かれ 喰われても いい 鬼でも構わぬ 逢わせ賜(た)も
望むものはただ 一つだけなの 愛しき俤(おもかげ)


Bメロ
幽(かす)かに映る影は 妖艶に笑い 優しく手招く こちらへと さぁ
導かれるよう 辿り着く 森 君を探して 涕(なみだ)


サビ
この身を劫火へと 捧げるの そう… もうすぐ常世で 逢えるなら
後悔しないわ 眼を閉じた瞬間(とき) 弧(こ)を描(えが)く水面(みなも)


サビ
雨水(うすい)が降り注ぎ 散り落ちた 華 隠れん坊した 身体と雫(みとなみだ)
あの時代(とき)のように 優しく包む 君はもういない…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

霞の如-泡沫-(うたかた)

romiさんの曲 霞の如 【歌詞募集】
http://piapro.jp/content/jafewawk6t04yw47
に、歌詞をつけさせて頂きました。

※採用されました!!

霞がテーマだったので季語を春に統一して書いてみたつもりです。
(今の時期からは外れてしまいますが…)
霞の解釈は幻、儚さをメインに、世界観は現代というよりは平安くらいの、
身分や物の怪というものが信じられていた時代をイメージしています。
和ロックだったのですが、聞いて出たイメージがこんな感じだったので、
あえて切ない歌詞をつけさせて頂きました。

指定された文字数通りに書いているつもりですが、何かありましたら訂正いたしますので一言お声掛けしていただけると嬉しいです。
前のページにふりがなをおいてあります。

閲覧数:406

投稿日:2011/04/11 16:35:50

文字数:467文字

カテゴリ:歌詞

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