ニュルーズさん作品一覧

元紫薔薇です。 コメントが機動力な中学生です。

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    ココロ・キセキ&ココロ (自己解釈)

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    TEXT
     

    ―― 一度目の奇跡は、君が生まれたこと。  
                        
                二度目の奇跡は、君と過ごせた時間 ――

    「やっと・・・。やっと完成した・・・・・・。
     僕の『家族』。」

    ここはとある研究所。
    そこには独りの青年と、電気コードにつながれた少女がいた。

    『プログラム「リン」ヲ起動シマス。』

    淡々とした機械の声が聞こえ、少女の目が開くそのとき・・・。

    『エラー発生。「ココロプログラム」、起動不可能。
     エラー発生。「ココロプログラム」、起動不可能。
     プログラム「リン」ヲ起動シマス。』

    「・・・・・・え?」

    青年をエラーの表示に驚かせる隙を与えず、少女から発せられた眩く、白い光に、青年は思わず目を閉じた。

    ・・・・・やっと視界が開け、青年が見た先には、独りの可愛らしい少女が立っていた。

    「・・・・・・やった!」

    「はじめまして!僕はレン。君を作った人間だ。
     これからよろしくね。」

    僕は少女に精一杯の笑顔を向け、握手の手を差し伸べた。
    自分で作っておきながら、なんと可愛らしいことだろう。金の髪はシルクのように優しく、蒼い瞳は海のよう。
    きっと可愛らしい声で、にこやかな返事を返してくれることであろう!
    しかし、少女から帰ってきた反応は、

    「ヨロシクオ願イシマス」

    淡々とした声と、無表情な顔だけだった。

    僕はすぐに、リンのそばにある何台ものパソコンを起動させ、異常を調べた。
    画面に出てきた文字は・・・。

    「『ココロプログラム』入力不可能。 
     『ココロプログラム』ノ大半ガ、プログラム「リン」ヲ起動中、ショートシテシマイマシタ。
     再入力ヲ願イマス。」

    「そ・・・。そんな・・・。」

    『ココロプログラム』の入力は相当大変な作業だ。
    僕の祖父の代から、研究してきた項目・・・。
    いま、ここに「リン」が生まれただけでもそれはキセキに等しい。

    「ドウシマシタ?博士?」
    「・・・・・あ、うん。大丈夫。心配ないよ。」

    正直、心配なことしかない。
    『ココロプログラム』は、難しいコードや計算からなりたつのではない。
    ただひたすら語りかけ、文字通り、ココロというものを覚えさせなければならない。

    彼女の目を開かせた僕になら、きっとできる。
    そう信じて動くより、他無かった。



    僕はリンに色んなことを話した。
    「喜び」「悲しみ」「楽しさ」「辛さ」・・・・・。

    動物を飼ってみたり、植物を育てたり、プレゼントをしてみたり、景色を見に出かけたり。
    だけど、それはリンには届かなかった。

    動物が子を産んでも、花が枯れてしまっても、綺麗な景色を、海を見ても。
    「コレハ楽シイノデスカ?」と、ただ空虚な瞳で僕に問うだけだった。

    でも、それでもきっと、君にはちゃんと「ココロ」を宿すことができる。
    リンが生まれるというキセキがおきた。
    だから二度目のキセキも三度目のキセキも、僕には起こす力があると。
    僕はそう、想い続けていたかった。
    だけど、ココロの隅で「それは本当なのか」と、疑う自分もいた。
    リンと過ごせたこの日々が、十分、二度目のキセキなのではないかと。

    やっぱり、ダメ、なのかな・・・?








    ある日。
    僕はいつもどおり、「ココロプログラム」の修復を行ってた。
    そんな時、なんの前兆もなしに、そのときは来た。


    「あぁ、リン。コーヒーを煎れてくれないかい?」

    「砂糖ハ一個。ミルクハ入レナクテイインデスヨネ?」

    「うん。」

    「分カリマシ―――――。」

    「・・・・・え?リン?どうした――」

    いきなりリンの動きが固まり、口からポツポツと声を出し始めた。

    「メッセージヲ受信シマス。
     発信元ハ未来ノ―――・・・。『ワタシ』?」

    「え・・・・・。」


    驚く間もなく、リンの空虚な瞳に、光が宿った。
    その表情は、涙を流しながらも、キラキラとした笑顔をみせていた。

    おかしい。まだプログラムは完成していないはず。
    とっさにパソコンの画面を見たが、特に変わった様子はなかった。

    独りで慌てている僕の耳に入った声。
    聞きなれた声に、大きな愛のこもった。優しい、優しい歌。


    何も、言えなかった。


    歌が終わると、リンの瞳からは光が消え、
    無表情なリンに戻った。
    僕の目からは、気づかないうちに涙が溢れ出していた。

    三度目のキセキが・・・起きた。

    未来の天使からの、「ココロ」のこもった歌声。

    「リン・・・・。もう一度、メッセージを再生してくれないか?」
    「分カリマシタ。」

    リンの声は、この世にないほどの感情のこもった素晴らしい歌声だった。
    これはいつか、リンがメッセージの声じゃなくて自分の声で歌う。
    いつか、何らかのきっかけで、「ココロプログラム」は完成するんだ!

    僕はすぐに「ココロプログラム」の入力に取り掛かった。
    確実にプログラムの完成する未来。それがあると知りながら、動かずにいれるものか!


    「・・・・・あれ?」


    リン、本当に君は天使だ。
    たった50%しか出来てなかった「ココロプログラム」が、もう80%も出来ていた。
    「・・・・ありがとう。リン。君は・・・僕にキセキを見せるために、生まれてきたんだね・・・・。」



    一度目のキセキは、君が生まれたこと。
    二度目にキセキは、君と過ごせた時間。
    三度目のキセキは、未来の君からの真心。
    四度目はいらない。四度目はもう、いらないよ。。。





    あのときから、数十年がたった。
    「ついに・・・・・・完成した!『ココロプログラム』!」

    あぁ、早くリンにインストールしてあげたい。
    ココロを持ったリンは、一体どんな顔で笑ってくれるのだろう。
    僕のことを、どう思ってくれるのだろう・・・・・・。
    でも、さすがにもう眠い。もう真夜中だ。
    一度寝てからインストールしてあげよう。

    あぁ、リン。はやく君の、満面の笑みを見たいよ・・・・・・。






    「オ早ウゴザイマス。七時デス。オキテクダサイ。」
    イツモドオリ、ワタシハ博士ヲ起コシニ行キマシタ。
    博士ハイツモ、珈琲ヲ飲ミマス。
    今日モワタシハ、砂糖ハ一個。ミルクハ入レテイナイ珈琲ヲモッテイキマシタ。

    「博士、オキテクダサイ。」
    変デス。今日ハ中々オキテクレマセン。
    イツモハ暖カイノニ、今日ノ博士ハ冷タイデス。

    キット疲レテイルノデショウ。
    ソウイウ時ハ、十分ナ休養ヲトレバイイト、本ガ教エテクレマシタ。
    コノママ寝カセテオクトシマショウ。





    博士ガ眠リ続ケテ数百年タチマシタ。
    博士ハ命ヲ終エテシマッタノダト、眠リ続ケルコトヲ「死」ト言ウソウデス。
    博士ガ、自分ノ命ヲ使ッテ、私ニ教エヨウトシタモノハ、一体、ナンダッタノデスカ?

    ソノ時、私ノ後ロノパソコンノ電源ガ入リマシタ。
    誰モ電源ヲイレテナイハズ。ドウシテ?

    パソコンノ画面ニ浮カビ上ガッタ文字。ソレハ――――。



    『ココロプログラム』インストール可能。
    『ココロプログラム』ヲ「リン」ニインストールシマスカ?
     

         はい            いいえ



    「『ココロプログラム』・・・・・?」

    ソレヲインストールスレバ、博士ノ言ッテイタ「ココロ」ガ解ルノデスカ?

    ワタシハ、画面ノ「はい」ノ二文字ニ手ヲ伸バシマシタ。




    コれハ・・・・・・?

    何?こノ、言い表セるコトの出来なイ感情。

    目から流れル、こレは何?
    体が震えルノはナゼ?

    「これが、私の、貴方の、望んだ「心」?」



    フシギ ココロ ココロ フシギ
    私は知った。喜ぶことを。

    フシギ ココロ ココロ フシギ
    私は知った。悲しむ事を。

    フシギ ココロ ココロ ムゲン
    なんて、深く、切ない―――――――。


    やっと解った気がする。
    私がここに、生まれた理由。
    きっと独りは、怖くて、辛くて、寂しい。

    あの日、あの時。全ての記憶に、
    宿るココロが、溢れ出す――――――。



    私は貴方に伝えたい。
    きっと今だからこそ言える言葉。
    心を込めて伝える言葉。

    貴方に言いたい。
    この「感謝」の気持。

    どうか届いて。私の歌。
    私は願う。
    この歌が、貴方の心に響いてくれるように。


    「今、言える。本当の言葉。
     捧げる。貴方に―――。

     ありがとう。ありがとう。
     この世に私を生んでくれて。

     ありがとう。ありがとう。
     永遠に歌う・・・・・・。」

    その時、私の頭の中に、赤いランプが点り、
    けたましい音を響かせた。
    そして、私の耳についていたヘッドフォンが、崩れ落ちた。


    ・・・・・あれ?

    体が動かない。視界が閉じていく
    頭に響く赤い音は消え、聞こえたのは、
    『プログラム「リン」ガショートシマシタ。
     プログラム「リン」ガショートシマシタ。』
    残酷な文。

    あぁ、きっと、機械の体の私には、心は大きすぎたみたい。
    でも、私は歌い続ける。
    貴方に捧げる、感謝の歌。
    この体が朽ちようとも、世界の終わりが来ようとも。
    私は貴方のためだけに、この歌を歌う―――――。

    END














    「博士!こっちへおいで。花畑があるよ!」
    「あはは。走ると転ぶよ?」
    「大丈夫よ。あ・・・。ほら・・・・・・・よっと。」
    「何を作ってるの?」
    「・・・・・できた!ほら、花の冠よ♪
     博士にあげる!」
    「はは。ありがとう。」
    「ねぇ、博士?」
    「ん?」


    『ア リが   とウ   。 ダ い  ス キ』



    それは、とても幸せな夢でした。
    アナタにあえて、あなたの前で笑えて、
    永遠に続いて欲しい、初めてで、最後の夢でした。

    ver.4 / 4

    何番煎じって感じもしますが、「ココロ」「ココロ・キセキ」です。
    国語力がなくてすいませんorz
    なにとぞ小学生の作品なので、海よりも広い心で見てやってください。


    過去作を修正してもう一度修正っていう。

    ライセンス:

    投稿日時:2010/08/04 18:37:05

    閲覧数:2,302

    カテゴリ:小説[編集]

    作品へのコメント7

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      ご意見・感想

      う…うぅ…っ(号泣)
      本当にココロ×ココロ・キセキの世界観が出てて、涙が止まらな…っ
      最後のハッピーエンドに…感動をありがとうございました…っ(TAT)

      2010/08/27 10:09:51 From  澪雨―Rain―*瑠香

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      メッセージのお返し

      うぁぁあ涙!涙ふいてくだしあ!つ□ハンカチ
      世界観とかほんと!すごく嬉しいです!

      拙い文章でしたが読んでくださりありがとうございました^^

      2010/08/27 11:37:29 ニュルーズ

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      ご意見・感想

      文章かなり上手くて歌聴いたときとおんなじくらい感動しましたぁ~
      号泣ですね!
      一番最後がいい味出してると思います、よ?

      2009/10/22 16:19:57 From  あかちゅき

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      ご意見・感想

      またしてもコメントありがとうございます^^

      約一年前のに少し修正入れただけのgdgd小説に
      涙してくれたのなら幸いです。
      あ、ハンカチいります? ・)つ□

      こんな駄文ですいませんでした;
      これからはもっと腕磨きます!・・・多分(

      2009/10/07 19:30:20 From  ニュルーズ

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      ご意見・感想

      曲の時と同じぐらいか、もっと泣いてしまいました(つ^T)

       最後が・・・
      ハッピーエンドで・・・

       結構泣かない方の私なんですが・・・

       感動をくださってありがとうございます(^^)ノ

      2009/10/07 13:06:24 From  彩友

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