マスター たとえ歌えなくても 私 傍にいたいの
大好きな貴方といれればいい 壊れる“その日”まで

初めてのマスターは 天才楽師
沢山歌えたけど 何かが足りない

無愛想なマスターと 流れるメロディー
閉鎖的空間で 機械(ワタシ)は歌う

虚ろな硝子(ヒトミ)
感じぬ機械(カラダ)
ただ歌紡ぐ
それだけの飾(クチ)
ある日突然
捨てられていた
私拾う貴方

嗚呼マスター 捨てられた意味さえも 機械には解からない
望まれて生まれたはずの私 今の私は何?

新しいマスターは 歌が作れず
歌うことができない なのに何故だか…

よく喋る口
一途な視線
私の頭
撫でてくれる手
存在意義は
歌うこと でも
歌えなくてもいい

嗚呼マスター 貴方と出会ってからの 私 人間みたい
コロコロ変わる貴方の表情 つられて緩む頬

嗚呼マスター 初めての愛情を 私 ずっと忘れない
苦手な歌作ってくれる貴方 満たされてく核(ココロ)

マスター たとえ歌えなくても 私 傍にいたいの
大好きな貴方といれればいい 私の“最期(オワリ)”まで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

愛(メグミ)を知った機械(ワタシ)

応募用にまたさくさくと仕上げた物。
メグ視点の歌で、歌うために生まれたけど、それ以上に
マスターからの愛情を大切に思うボーカロイドの気持ちを歌にしてみました。
誕生祭用とのことで、「生まれた意味」と「機械の私」をメインに、
ボーカロイドへの愛情の大切さを強調しました。
…意味不明ですねスイマセン><

閲覧数:135

投稿日:2010/06/19 23:02:53

文字数:464文字

カテゴリ:歌詞

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