あの時失った 大切なものが今
黒き鎖となり 私を縛る


遠い記憶のドア 開くと
嫌いな紅い色 幸せな日常を染める

今でも時々 夢に出てくる
何もなかったように廻る
世界を憎んだ 日常に
牙を 向いて 生きる

憎しみが晴れれば 心の傷癒えると
信じて子供のように足掻いて

夢から覚めれば きっといつもの日々が
待っていると思い 今日も眠る
この小さな我が身を抱いて Good night!(おやすみ)


閉じた瞼そっと 開くと
私の傷癒す 眩しい光が差し込んだ

世界は溢れてる いろんな色の憎しみ
傷の痛みだけが私は 生きていると告げる

どんなに穏やかで 温かな日常が
包んでも心の傷は消えず

失敗ばかりで 自分さえ憎くなる
明日は今日よりも 前に進む
この小さな光を抱いて


滑稽な言葉が 心のドアを開く
毀れた涙で世界は霞む

見上げる世界が ずっと近くに感じた
憎しみを恐れず 上を目指す
この小さな幸せ抱いて


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

憎しみを抱いて

小さい頃に大切な人、大切なものを亡くした、なのに世界は何もなかったように動き続けてる。そんな世界が憎かった。もう大切なものがないことを信じたくなかった。憎しみが黒い鎖みたいに私を縛る。
これは夢で目を開ければ前と変わらない二以上が自分を迎えてくれると、眠るたびに思った、寂しくて恐くて悲しみで震える自分を抱いて眠る。

失敗ばかりして、失敗する自分も憎くもあった、でも
この失敗を抱えて明日は今日よりも前に進めると信じて。
小さな光を今は大切に抱いて。

暖かくて優しい光でも心の傷を完全には癒してくれなかったけど
憎しみに生きるんじゃなくて、憎しみを抱いて憎しみと供に生きていけるよ。

閲覧数:151

投稿日:2009/08/10 05:17:53

文字数:419文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました