暗く眠る壌(つち) 光は差さぬ 銘(めい)無き墓へ 絡む蔦(つた)と葉
花は枯れ落ち、散り 水も涸れ 罅(ひび)入る(いる)
悼(いた)む調べは無く 誰も来ない
唄う柔(やわ)き声に 包む絹の母巣(ぼそう)
丸む手あし 委(ゆだ)ねた日 母の手はいづこ
吼えよ虎のごとく 奈落(ならく)に落ちようと
撓う身に映す荊縞(しじま) 誰の手も要らぬから
捕らうるは羽根 この背に在らず
禽(とり)より千切る 雑(ま)じる 鈍(にび)色
森に晴れない霧 乳の色して呼ぶ
捧ぐ祈りも無く 母は消えた
撓(しな)る黒き鞭の 音は高く響く
痩せ背(そびら)を 行(ゆ)く先は冥府(めいふ)
跳ねよ馬のごとく 蹄(ひづめ)剥げ落ちても
音骨(おとぼね)を砕き轢(ひ)いた あの重み知るがいい
焔(ほむら)は純潔(じゅんけつ)の 乙女のすがた
舞いては狂おしく 獣かき抱(いだ)いた
躍るは 魍魎(もうりょう)の 儚き影か
十字の 紐解(ひもと)いて あの火と くべるか?
扉は開かれて 何をも待たぬ
艶(つや)めく切っ先が 刻(とき)と喉 さした
悲鳴が漏れ出(い)でた 喉笛(のどぶえ)からは
悦(よろこ)び祝うよな 甘き血が 滴(したた)る
越えがたき壁で 見(まみ)えぬ温(ぬく)み
耽(ふけ)る淡き肌に 沁みた赤みは退(ひ)き
うらぶれの実刈(か)り取られ 青白く浮かぶ
走れ豹のごとく 牙は折れ散れども
死肉をも咥え喰(は)んだ この渇き 知るがいい
【初音ミク】墓守の一夜【動画】
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