籠の中静かに眠る鳥は
愛しい人の隠す
ナイフすら気付けない
裏切られた愛情は
この手零れ
侵食始める孤独抗う術は

金色(こんじき)になびく髪は
証となりて二人
追憶も歌も
全て捨てて進むべき道照らせ

光絶え錆び付くこの剣(つるぎ)
「君を貫け」と
終末を奏でるレクイエム
魂を越え伝うは夢

掴みかけた未来の果ては闇へ
裏切りと悲しみの世界に別れを
戸惑いの海深くに沈む愛は
復讐の火に染められ
儚く揺れて

だけど信じたい
君と笑い合ったあの日々を
運命も傷も
二度と元に戻らないから堕ちて

痛み耐え震えるこの翼
「君を守って」と
始まりを歌うのプレリュード
魂を越え届いて夢

金色になびく髪は
証となりて二人
追憶も歌も
全て捨てて進むべき道照らせ

繰り返す願いはただ一つ
「君に会いたい」と
終末を奏でるレクイエム
始まりを越え響いて

もう一度君に会えるのならば
この身壊れても
傷付いた翼で探し出す
終末を越え響いて行け

(レンパート)
誓い合った未来壊しても
愛は消えずに
向けた刃(やいば)罪となり
嗚呼運命に逆らい会いに行く