都会の喧騒、虫の声
あの日君と歩いた道
輝く夕日、白い月
見上げた夜空に星はない

ペダルを漕いで思いを馳せる。あの日の君のあの笑顔に
高架下の道曲がって見上げた
夜空に輝く白い月

夕日が君を赤く染めた。月の光が僕を包んだ
それは本当に綺麗で、優しい光は眩しくて
手を延ばしたその先に、ふいに細めた目の前に
あの君の姿はなくて、星が一つ輝いてた


クラクションと、犬の声
二人で歩いた帰り道
降りだした雨、風の音
曇った夜空とこの心

濡れた髪から滴る水。僕に文句を言う君の声
高架下に立って雨宿りした
少し離れた相合い傘

風が二人を包み込んだ。降り懸かる雨は冷たかった
君の笑顔を感じたくて、全てを流してくれそうで
振り向く僕の隣から、見上げた冷たい雨空に
君はいつしか居なくなって、空がひたすら泣いていた


君と歩いた帰り道。海に続く川辺の道
イヤホンから響くあの歌。あの日君が唄った歌


突然君が振り返った。不意に浮かんだ歌を歌った
ありがとう、そしてさようなら。君と歌った最後の歌
別れ道で手を振って、それはとても懐かしくて
小さな意地とプライドで、零れる涙を堪えてた

ちっぽけな僕に手を貸してくれた、君は今、どうしてる?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【曲募集】雨と月と

「5年前に書いた詞を手直しなしで投稿」という暴挙に出てみました←
サビの所は、左側が過去、右側が現在って気分で書いた気がする。気がする。

※曲をつけてくれる人を募集しています。
※システムの都合上、マイワイフこと『初音ミク』タグを付けていますが、どのボカロに歌わせていただいても至極光栄にございます(*・ω・)

閲覧数:78

投稿日:2010/06/17 22:22:40

文字数:521文字

カテゴリ:歌詞

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