A1)
ふかきもりに
まよいこんだ
ふたりのへいは
ひとりは しろく
ひとりは くろい
けんとたてを もっていた

くろいそうび
をかまえつつ
しろのへいしに
くるひも かれは
たたかえ という
()

B2)
けれど
しろのへいはたたかわず
くろの
へいにえさをわたした
くろが
まんぞくそうにわらうのを
しろは
ただみているだけだった

A2)
ふかきもりで
しろいいえが
けむりをあげる
くろのへいしは
たいまつをてに
わらいながら、そのばで

しろいそうび
をちにおとし
ぼうぜんとする
しろいへいしに
うらんでくれと
ふたしかなこえでいった

B2)
すると
いえをうしなったへいは
なにも
いわずにぶきをひろう
そして
なきはじめたくろのへいの
よこを
とおりすぎるだけだった


S1)赤い糸を人は運命の糸だと言うなら
僕らに絡まる糸はどんな色?
青い鳥を人は幸せの鳥だと言うなら
僕らを蔑む鳥はどんな色してた?


A3)あるところに、深き森ですれ違う二人の兵がいました。
一人は期待の心胸に抱き
もう一人は決意の心固めました。
突然、「剣はいらない…」と守るための剣を兵は捨てました。
B3)「何故、守りの剣を捨てるんだい」ー「守りの盾があるからさ」
「なら、僕は拒絶の盾を捨てるよ」ー「傷つけるだけの剣を残して?」
「これしか、僕は戦い方を知らないんだ」


S2)赤い液を人は暖かいものだと言うなら
僕らを染める液はどんな色?
青い水を人は悲しいものだと言うなら
僕らを沈める水はどんな色してた?


C)僕は弱虫な兵士でした。
君は勇敢な兵士でした。
この世界でも
君は僕を愛してくれそうにない。

それでも僕は愛し続けるために
この剣は捨てないだろう。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

未定(楽曲師、絵師、アドバイス師、※動画師)募集中

例え、森で二人だけになっても、戦ってはくれない…。
君が兵でなくなったとしても、僕は、兵であり続けるよ。



※簡単に説明と補足※



森=世界。
戦う=愛する。


この二つをキーワードにいろいろ言葉をかけてみました。


一人は守るための剣と守りの盾を持ち
一人は傷つけるための剣と拒絶の盾を持つ
対照的な二人の兵の、小さな物語のようなものを目指しました。


質問、アドバイス等、随時募集してます。
←ひらがな表記用意しました。

12/3 編集
12/9 編集
12/13 編集
12/14 編集
12/20 編集
ひらがな表記は前のままです。
()はまだ未定。



【タイトル案】

・「僕と君の戦争ごっこ」
・「Shieldless」
あるめさんからいただきました!

・「盾と剣~You and I~」
poemsailからいただきました!

本当にありがとうございます!
まだまだタイトル案募集中ですので、よろしくお願いします!

閲覧数:277

投稿日:2010/12/20 22:59:55

文字数:739文字

カテゴリ:歌詞

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