目の前の便箋
あなたへのラブレター
書きたいのに
何も書けないまま
ただ時間は流れ
いつの間にか夜で
白い雪が
静かにふりだした

雪のように浮かび
すぐに消える言葉
想いだけが
溢れていくだけで
白い紙にまだ
足跡をつけず
眺めている
綺麗な雪の原

この感情を
どの言葉なら
全部あなたへ
伝わるのだろー（う）

雪のように白い
あなたへのラブレター
書ききれない
ぐらい書きたいのに
思えば思うほど
焦り書けなくて
雪のように
紙に跡を残す

思い付く言葉じゃ
あなたへの想いを
表せきれなくて
言葉を探してた
出会えた嬉しさを
溢れる愛おしさ
そしてこれから先
ずっとよろしくね

白い紙には
涙の文字が
落ちていくだけ
時間がなくて
いろんな文字を
詰め込んだ文
湿った紙に
歪んだ文字で
おかしな文が
書かれた手紙
あわてて消して
出来た
手紙は
一言
ありがと