街にともる灯の明るさに 消え去った月日を知り
今はない日々の物語 優しさを知った軌跡

傷つくことなく笑っていてね そんな願いだけ抱いて
声をおさえ込み俯いた 淡い最後の記憶

二人背くことを望んだ 誰もみんな大人になる日
眠い午後抜け出した 雪に凍える道

寒いよぅと泣いていた ただ涙が頬をつたい
冷えた風吹いていた 君は口に手あて叫ぶ

儚い望みも凍てつく この場所さえきっと
いつかは季節が巡ると 白い息吐きながら


雪が降る空 氷の傘も その日から笑いかけて
けれど告げられる そう君が春の来るころ去ると

風に暖かさが増して 時計台の氷も溶けて
色を取り戻す世界 命の灯が満ちる

「行かないで」 泣いていた 光のさす部屋でひとり
「ありがとう 元気でね」 君の悲しそうな笑顔

あらゆる望みが生まれる 花舞う昼下がり
自分の想いを伝える そんなこと出来なくて


君はいま何を見て 何を思っているの
私は忘れずにいるね 寒さ 優しさ

寒いよぅと泣いていた 小さい私もいつか
冷えた風吹いてても 口に手を当てて叫ぶよ

あの頃思いだす また涙が頬をつたう

冷たい気持ちに倒れる 暗い夜の隙間に
今でも温もり受け取る そしたまた進む その先見えるまで


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まちにともるひのあかるさに きえさったつきひをしり
いまはないひびのものがたり やさしさをしったきせき

きずつくことなくわらっていてね そんなねがいだけだいて
こえをおさえこみうつむいた あわいさいごのきおく 

ふたりそむくことのぞんだ だれもみんなおとなになるひ
ねむいごごぬけだした ゆきにこごえるみち

さむいよぅと ないていた ただなみだがほほをつたい
ひえたかぜ ふいていた  きみはくちにてあてさけぶ

はかない のぞみも いてつく このばしょさえきっと
いつかは きせつが めぐると しろいいきはきながら



ゆきがふるそらこおりのかさも  そのひからわらいかけて
けれどつげられるそうきみが はるのくるころさると

かぜにあたたかさがまして とけいだいのこおりもとけて
いろをとりもどすせかい いのちのひがみちる

いかないで ないていた ひかりのさすへやでひとり
ありがとう げんきでね きみのかなしそうなえがお 

あらゆる のぞみが うまれる はなまうひるさがり
じぶんの おもいを つたえる そんなことできなくて


きみはいまなにをみて なにをおもっているの
わたしはわすれずにいるね さむさやさしさ 

さむいよぅと ないていた ちいさいわたしもいつか
ひえたかぜ ふいてても くちにてをあててさけぶよ

あのころを おもいだす またなみだがほほをつたう

つめたい きもちに たおれる くらいよるのすきまに
いまでも ぬくもり うけとる そしてまたすすむ そのさきみえるまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ice kind memory(応募用)

応募させてもらいました!
http://piapro.jp/content/2nq2b5bw8yo52lt5

字数がギリギリアウトな所が結構ありそうです…。

閲覧数:151

投稿日:2009/10/18 11:35:20

文字数:1,224文字

カテゴリ:歌詞

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  • rhox_

    rhox_

    ご意見・ご感想

    歌詞のご応募本当にありがとうございました。
    選考の結果今回は他の方の歌詞を採用させていただくことになりました。
    ご期待に添えず申し訳ありません。
    これからも素敵な歌詞作りがんばってください。
    もしまた機会がありましたらよろしくお願いいたします。

    2009/10/24 15:51:45

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