【初音ミク】レールと歯車【オリジナル】

作詞・作曲・編曲：shigmah

夜はこの街をどんな色に染めるのか
ひび割れた窓から見下ろす世界

その時を告げるサイレン　もう鳴り響いてる
この運命からは　逃れられない

その敵は強すぎる　影も形もない上に
日常に溶け込んで　虎視眈々と狙ってる

「ようこそはじめまして　よろしく
　これから歯車の一部となっていただきます」

何のため戦うのか　誰と戦っているのか
わからなくなっても　戦い続けなければならない

何が敵で何が味方なのかわからない
そんな曖昧な世界で生きていく

立ち止まることなんて許されるはずもなくて
一度レールを外れたらオシマイ

その敵にはわからない　自由を望むだけじゃなく
レールを外れるために戦う変わり者の存在が

「歯車で在り続ける限り
　ずっと安定した生活が保証されます」

思い出なんていらない　クソの役にも立ちやしない
そう言い切れるなら　全部燃やしてしまえばいいさ

見つけたやっと辿り着いた
入り口に　この世界抜け出すための

「追いかけても遠ざかる入り口
　そこにあるにもかかわらず　ああ…消えていく」