灰青に染まる空 冷たい雨の日
死んだような世界に 雨音が響く
言の葉は吐息と共に 染み込み消える
凍りつく時間の流れ 人影どこにもなくて
とりのこされ一人きり 夢の中みたいだ
雨滴が溶けてゆく灰青の世界
白い息が消えてゆく あなたのいない場所
鏡に似た水溜り 雨が揺らしてく
水溜り踏みしめて どこかに行こうか
紫の傘の上 滴が跳ねてる
優しさも悲しみもみな 灰青溶ける
思い出が吐息と共に 浮かんで空に消えてく
とりのこされ一人きり 夢の中みたいだ
傘の花が咲いている 一輪ぽつりと
寒椿が濡れている あなたも一人きり
一緒だねと撫でてみる 手のひらが冷えて
静けさだけ満たしてる あなたのいない場所
水溜りを踏む音が 世界に響いた
一人きりで歩いてく 誰もいない世界
凍りついた時の中 雨が降り注ぐ
ひらがなver.
はいあおにそまるそら つめたいあめのひ
しんだようなせかいに あまおとがひびく
ことのははといきとともに しみこみきえる
こおりつくじかんのながれ ひとかげどこにもなくて
とりのこされひとりきり ゆめのなかみたいだ
あましずくがとけてゆく はいあおのせかい
しろいいきがきえてゆく あなたのいないばしょ
かがみににたみずたまり あめがゆらしてく
みずたまりふみしめて どこかにいこうか
むらさきのかさのうえ しずくがはねてる
やさしさもかなしみもみな はいあおとける
おもいでがといきとともに うかんでそらにきえてく
とりのこされひとりきり ゆめのなかみたいだ
かさのはながさいている いちりんぽつりと
かんつばきがぬれている あなたもひとりきり
いっしょだねとなでてみる てのひらがひえて
しずけさだけみたしてる あなたのいないばしょ
みずたまりをふむおとが せかいにひびいた
ひとりきりであるいてく だれもいないせかい
こおりついたときのなか あめがふりそそぐ
【停滞早朝】●応募歌詞
インシンカイトさまの曲に、歌詞を応募させていただきました。
【http://piapro.jp/content/q515ezeajl8ru6t1】
冬の朝、世界は灰青色に包まれていて、雨音だけしか聞こえない。そういった景色をイメージしてみました。
そんな中にいたら、世界に自分ひとりしかいないような気持ちになりそうだなぁと。
コメント2
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ご意見・ご感想
ニジュウロク
ご意見・ご感想
メッセージが来ていたので驚いてしまいました。
お読みくださり、ありがとうございます。
朝はやる気が出ずにだらだらとしてしまいます。ある意味、停滞早朝。
冬の雨は手がかじかみます…と、こちらも関係のないことばかり。
コメント、ありがとうございました。
2009/03/02 14:58:13
インシンカイト
ご意見・ご感想
初めまして、インシンカイトです。
歌詞に応募頂きまして、ありがとうございます。
雨のテーマは想定してませんでしたが、この詞を
メロディーに乗せてみると、ありですね。
孤独感でいっぱいの詞ですね。
全然関係ありませんがタイトルの「停滞早朝」
を見た時、一瞬自分の朝の事を言われてるのかと
思いました・・・。
ありがとうございました。
それでは失礼します。
2009/03/02 02:04:26