<応募用> 茜 雲

【A】
夕焼けは お日さまと
大空との 約束
雲を染め ゆびきり
明日もすてきな
今日の 続きだよと
笑って 君が言う

【B】
穏やかな 川風に
揺れてるのは 都忘れ 
薄むらさきの 花を
今だけは 朱く染めて

【サビ1】
茜雲 ゆっくり 追いかけ歩く
『新世界』のメロディーが
聞こえてくるよ すこし
さびしそうな音 だけど
茜雲 見上げながら ふたりで歩こう


【A-2】
山の端 光 滲ませて
沈んでゆく 太陽
また明日も かならず 晴れるよねって
笑顔の 君の頬を
ほんのり 朱く染め

【B-2】
薄闇に ヒメジョオン
白く浮かび始めてるね  
一足 歩く度 灯り
家々に 燈りはじめ

【サビ2】
茜雲 ゆっくり 追いかけ歩く
きっと明日も 同じだろ
変わらない 幸せを つむぎ
日々を重ねて ゆくよ
茜雲 見上げながら ふたりで歩こう

【D】
ささやかな 毎日だけど 
それでいいよ そう言うように
あざやかに 染まる夕空に
朱いちぎれ雲 浮かんでるよ

【サビ3】
茜雲 追いかけ ゆっくり歩く
お日さまと 空が融け合い
明日への ゆびきりを かわすよ
すてきな今日の つづき
茜雲 追いかけて
家路をたどろう

君が示す 指の先
一番星 光る

  *  *  *

【A】
ゆうやけは おひさまと
おおぞらとの やくそく
くもをそめ ゆびきり
あしたもすてきな
きょうの つづきだよと
わらって きみがいう

【B】
おだやかな かわかぜに
ゆれてるのは みやこわすれ 
うすむらさきの はなを
いまだけは あかくそめて

【サビ1】
あかねぐも ゆっくり おいかけあるく
しんせかいのメロディーが
きこえてくるよ すこし
さびしそうなおと だけど
あかねぐも みあげながら ふたりであるこう


【A-2】
やまのはひかり にじませて
しずんでゆく たいよう
またあすも かならず はれるよねって
えがおの きみのほほを
ほんのり あかくそめ

【B-2】
うすやみに ひめじょおん
しろくうかび はじめてるね  
ひとあし あるくたび あかり
いえいえに ともりはじめ

【サビ2】
あかねぐも ゆっくり おいかけあるく
きっとあしたも おなじだろ
かわらない しあわせを つむぎ
ひびをかさねて ゆくよ
あかねぐも みあげながら ふたりであるこう

【D】
ささやかな まいにちだけど 
それでいいよ そういうように
あざやかに そまるゆうぞらに
あかいちぎれぐも うかんでるよ

【サビ3】
あかねぐも おいかけ ゆっくりあるく
おひさまと そらがとけあい
あしたへの ゆびきりを かわすよ
すてきなきょうの つづき
あかねぐも おいかけて
いえじをたどろう

きみがしめす ゆびのさき
いちばんぼし ひかる

  *  *  *

平凡だけれど満ち足りた時間を描いてみました。
ほんの少しづつだけど、歌の中でも夕闇がせまっています。



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

<応募用> 茜 雲

閲覧数:132

投稿日:2010/10/18 00:42:47

文字数:1,250文字

カテゴリ:歌詞

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  • りゅく

    りゅく

    ご意見・ご感想

    こんばんは、茜雲の歌詞募集をさせて頂きましたりゅくと申します。

    この度は拙作に歌詞を御応募頂き、本当にありがとうございました。
    楽曲のページの説明とメッセージでお知らせいたしましたが、今回応募頂いた作品の中から他の方の歌詞を採用することに決定いたしました。



    月子様の歌詞はシンプルな言葉、全体の雰囲気からかなり早い段階で歌入れをした歌詞でした。
    1番、2番に花を入れて茜以外の色を盛り込んであったり、最後のフレーズの動きが映像として浮かぶ素直な作品だと思います。
    文章ではかなりイメージに近かったのですが、実際に歌わせてみるとカイトの穏やかな声と相まって、妙に落ち付きすぎてしまった……というのが私自身驚いた点です。
    私の曲がまったりしたものになっているため、歌詞にある穏やかな情景を淡々と歌ってしまい全体的にインパクトを弱めてしまいました。
    またところどころ言い回しが異なってしまった点と(お日さまと太陽)、曲のタイトル「茜雲」というフレーズが思いの外多く、聴いていると少し気になってしまったため一度改稿を依頼しようかとも思ったのですが、そこからまた選考となると他の方との公平さが失われてしまうため、今回は採用を見送らせて頂きました。



    皆さまに向けての御挨拶にも書かせて頂きましたが、歌詞応募をさせて頂き私自身勉強することがとても多く、また自分の中で固まりきっていない世界を皆さまの力をお借りして作り上げていくことになりました。
    お一人お一人の歌詞それぞれに惹かれるものがあり、文章を書かれる方の独自の世界を見せて頂きたいという気持ちがあったので、極力私からのイメージは指定せず自由に主人公を動かして貰いたいという目論見は、様々な視点の歌詞を拝見し叶いました!


    残念ながら今回は不採用となりましたが、また歌詞募集をかける時に目に留めて頂けるような作品を作れるよう精進していきたいと思います。
    ありがとうございました。

    りゅく

    2010/10/30 03:03:11

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