【重音テト】fermata

えぬぃ

4/5拍子のテクノっぽい曲をテト嬢に歌っていただきました。

【歌詞】

ほんの数ミリのパネルの向こう側で
触れ合わせた　手と手に灯る
君はじつに馬鹿だな、なんて
言いながらも　離せはしないんだ

『いつかきっと』と言えるほど
子供ではなくて
けれど君の音を聴くと　揺さぶられる
その言葉、熱、色、声
最後のフェルマータ
溶けて混ざってゆく和音　はるか深く

パネル越しの光はいつか消える
わかっているけど　目を閉じられなくて

終わりは始まりだと言うよ　だけど
切ない終止符
次につながる音をまた探している

時を経て　磨り減るところ
積み重なってゆくところ
出会う時、人、物、すべて
意味があるでしょう

同じ惑星に生きて　次元をたがえて
君の手が私をつむぎ　芽生えた愛
刻む歌　最後の音　儚く惜しんで
息が尽きるまで伸ばした
ずっとずっと

　