歌詞・カードジャケット作品

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【KAITO_V3】 儚きこの世に花は咲く 【和風民族調楽曲(未完成)】

hiruyami

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未だ未完成版ですが、よければどうぞです。
カイパラには間に合わせたいですねぇ。

【儚きこの世に華は咲く】



朝葉がゆらり揺れ春日和 葉桜を伝う滴

薄紅の花が散るその跡に 花麗香り残す
 
貴女との思い出にふけながら 散り落ちた花を拾う

儚さを示すその花弁は さながら我らのごとし


春酒呑み交わして語り合った頃を 懐かしむ日々

気付けば死に別れて一年過ぎ 独り彷徨い歩く


儚きこの浮き世に花は散る 大団円はいつの日か

盃へと花弁寄り添えて酒口づけてる


春の夜風に髪撫でられて 死に桜涙流す

篝火が燃え尽きたその跡に 望月も心残す

貴女との明日を夢に見ながら 散り積もる花に眠る

ことほぎに聞こゆあのせせらぎは おそらく夢の仕業か


笹舟川に流し寄り添った日 二度と戻りはしない

気付けば死に別れて季節廻り 独り流れていく日々


哀しきこの浮世に花は咲く 散る運命(さだめ)と知りながら

迎えの船漕ぎ出で空仰ぎ 酒口づけてる


儚きこの浮世に花は舞う 消えゆく命燃やして

頬を流る雫に手を添えて 今口づけます

一途に待つ貴女に届けます 四月過ぎの春の空

また咲く日を夢見て散る様は 私の命の―――

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