たからばこ
「大切な宝物」を主題に、少女が大人になっていく過程を書いたポップ曲です。
歌詞
メッキのはげた 僕のたからばこ
ちいちゃなときから 大事なものためてきた
おもちゃのリング すすけたねんど細工
思い出がぎっしりの 僕だけの夢の国
ねぇ あの夏の日 君と出会ってから
あぁ すべてが乱れだしたみたい
君を小さくたたんで ここへ詰めこめたなら
切ない夜も 乗り切れるのに
君をそばにならべて 「恋」を埋めこめたなら…
おとなになんか ならなくてもいいのに
手あかまみれの 僕のたからばこ
気づいたときにはもう すべてが色あせていた
色とりどりで きらびやかなガラクタ
無造作にころがって 涙をながしてるの
ねぇ あの冬の日 君とキスしてから
あぁ すべてが狂いだしたみたい
君を詰めこみたいけど 箱はもう小さすぎて
底がいつか ぬけちゃいそう
君はおもちゃじゃなくて ガムの付録じゃなくて…
子供だったら 迷わなくてもいいのに
思い出さよなら 時の欠片にさよなら
もっと大きな 箱に気づいたんだ
君と重ねる今を 君と作ってく過去を
僕らの胸に しまっていく
想いは形じゃなくて だから目には見えなくて
君と見つけた 新しいたからばこ
