月明かりの夜
風のささやく夜
僕は貴女に出会い
恋に落ちました

貴女は笑う
月明かりの夜に
僕は貴女のことを
月影姫と呼ぶ

貴女は何時でも
塀の中にいて
囚われのままで
でも幸せなの?
外の世界など
知ることもないの?
僕になら外に
連れて出れたかな?

月影姫は
まるで子どものよう
世界は美しいと
信じてやまない
僕は世界と
生きているけれど
貴女が生きるのには
少し汚すぎる

貴女は何時でも
塀の中にいて
外の世界など
知らなくていいよ
それでも何時かは
此処を出るのなら
せめてこの手で
連れて出たかった

何時しか決まる姫の
婚礼の日取り
何もできない
無力さを
かみしめていた

姫は着飾り
此処から出ていった
僕はひとり残され
その背を見送る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

月影姫の婚礼【応募用】

緋月♪様の曲を聴いて
応募用に書いた歌詞です。
メロディにどこか
月の静けさを感じたので。

……切なさは、
きちんと出せているだろうか……。

閲覧数:166

投稿日:2010/04/29 20:44:07

文字数:331文字

カテゴリ:歌詞

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