雨やどりの部屋 しずく 落ちて
風にながされてく音をきいてた
一人きりで 膝をかかえてる
進んでゆく時計 止まった気持ち
ガラス越し タメイキをつくだけの
そんな自分になる前に
ユーウツだった タイクツだった
雨降りの 窓から見た景色
ふさぎこんでる 毎日から
ぬけ出したくて とび出したよ
お気に入りの、ね 傘の内側
ツクリモノの空だけ見上げた
そんな昨日は もう いやだよ
傘をとじたら 本当の空(あおぞら)が見えた
雨上がりは ほら うかれ気分
足どりかるく はやく かけてゆこう
アスファルトの 水たまり蹴って
水しぶきが キラリ 光って見えた
広がってく波紋みたいな不安
消し去るのは難しいけど
ユーウツだって タイクツだって
笑ってふきとばしてしまおう
光る太陽 負けないくらい
晴れた明日を描けるから
ふさぎこんでた昨日までにも
笑ってサヨナラできそうだよ
傘をひろげて くるり まわす
ほらね 雨粒 宝石みたいに
ね、またひとつ
ぽつり 落ちてきた
だいじょうぶ
泣かないで
独りじゃない ほら
ユーウツなんて 言い訳をして
かくした 昨日までの泣き虫
いらない なんて もう言わない
ぜんぶぜんぶが わたしだから
笑って?
ユーウツだって タイクツだって
今ならふきとばしてしまえる
泣きやんだ空 わたしだって
キラリ 光って いられるから
見上げた空に まぶしく光る
ナナイロのアーチ 手をのばそう
晴れた明日は 描くだけじゃなくてね
つくってく わたしの手で
笑いながら
雨上がりの空の下で 歌うよ
アフターレイン【応募落選】
pp_ピアニッシモ様の曲への応募用歌詞です。
http://piapro.jp/content/nztdxs9gwfisanwe
雨が降っているときの憂鬱と雨上がりのきらきら。
雨降りと晴れと、泣き虫と笑顔。
※字脚がそろっていない部分があるかもしれませんので
必要であれば変更・改善致します。
補足1:「ツクリモノの空」とは、内側に青空が描かれた傘のことです。
わかりづらい場合はこちらを参照ください→http://qurl.com/gy1jj
補足2:「本当の空」で「あおぞら」と読ませます。
コメント2
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kemu
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ご意見・ご感想
ciel
コメントのお返し
(続きですw)
それから、お気に入りとしてあげてくださっているフレーズは実は私もお気に入りですw
というよりも、実は最初、今2Aメロになっている部分が1Aメロだったというか
一番最初に出てきたのは「雨上がりは?」のフレーズなんです。
ただそれを最初に持ってきてしまうと、ほんとに全体をキラキラにした
テンション高めの歌詞に仕上げなければならなくなってしまいますので
それが私には難しく、また、もう少しネガティブ要素を含んでからのポジティブを
描きたいなと思ったので2Aメロに持ってきたという次第です。
私は元々自分で詩や歌詞をかくことが多かったので、曲先に応募させていただくのは
pp_ピアニッシモ様の作品が二作目でした。
自分で好き勝手にかける普段と違って、曲先はメロディに合わせるというのが難しく
字脚をそろえるだけで精一杯な部分もあるので、どうしてもメロディの起伏や
マイナー、メジャーなどといった響きと展開や言葉をうまく合わせられず
今回の作品もその点に関しては少し納得のいかないものとなってしまいました。
なので、次回また機会があり応募させていただけるようでしたら
その点を少しでも改善できたらと思っております。その際はまたよろしくお願いします。
けれど、私自身は今回とても楽しんでこの歌詞をかくことができました。
これもひとえにpp_ピアニッシモ様の曲が素晴らしいものであるからにほかなりません。
素敵な作品をありがとうございました。応募できたことを光栄に思います。
作品の完成を心よりお待ちしています。
本当に、ご丁寧なご感想をどうもありがとうございました!
2010/09/03 04:36:02
pp_ピアニッシモ
ご意見・ご感想
cielさん、改めまして、この度はご応募頂きありがとうございました! 今回は他の方の作品を使わせていただくことになりましたが、せめて感想だけでも残させていただきたいと思います。
直球爽やかな作品ですね! 「傘の内側/ツクリモノの空」とは何事かと最初は思いましたが、なるほど。そんな傘があるんですねぇ。
この詞のいいなと思ったところは、普通にやってると1サビ後半~2サビの内容でオチにしてしまいそうなところを、さらにもう一歩先まで持っていったところだと感じました。すなわち、
1サビ前半:暗い、雨の「昨日」(「ユーウツだった タイクツだった」)
↓
~2サビ :「ユーウツ」からの脱却(「ふさぎこんでた昨日までにも/笑ってサヨナラできそうだよ」)
という展開だけで、歌詞のハッピーエンドとしては十分成立しそうな感じがするのですが、ここから更に
~ラスト :暗い「昨日」も含めた自己肯定(「ぜんぶぜんぶが わたしだから」)
と、もう一山作ったところが特徴的だなぁと思います。2サビの内容で終わってしまうと、また次に雨が降りだせば、「ツクリモノの空」に後戻りしてしまう可能性を感じてしまいますものね。
そして、このラストパートがまたいい。この詞全体を通して、「昨日」と「ユーウツ」と「雨」はどれも同じような意味合いで使われていたと思うのですが、最後の方で初めてこの「昨日」を肯定するフレーズ(「昨日までの泣き虫/いらない なんて もう言わない」)が出てきた後に、今まで一度も出てこなかった虹(「ナナイロのアーチ」)が登場する、ってのがいい。「昨日があるからわたしがあるんだ」ということと「雨が降ったから虹が出たんだ」ということのアナロジーを上手く表していて、お見事です。ものすごくテクニカルなギミックで、狙ってやったのなら上手いし、狙ってなければそれはもう天才だろうと思いましたw
あと、個人的なお気に入りは2Aメロ後半、「アスファルトの 水たまり蹴って/水しぶきが キラリ 光って見えた」の部分。ここが、ちょっと華やか過ぎる感もあるピアノによく合ってていいです。
それでは、また機会がありましたら、その時はよろしくお願いします!
2010/09/02 23:59:08
ciel
pp_ピアニッシモ様、こんばんは。選考大変お疲れ様でした。
落選ということで残念ですが、非常に丁寧なご感想を本当にありがとうございます!
もうですね、これほどまで丁寧に作品を読んでいただけただけでも
十分かいた甲斐があったなぁと思わせられてしまいましたw
なんというか、本当に私がこの詞で伝えようとしていたことを
ほぼ的確に読み取ってくださっているなぁという印象です。
2サビの内容を大サビで繰り返すこともできたのですが
せっかく同じフレーズと、最後にもう少し展開した新しいメロディがありましたので
そこに向かって再度山をつくってみよう、という試みでした。
「昨日」「ユーウツ」「雨」が同じようなものを指しているというのもその通りで、
ネガティブな意味を持たせていたそれを最後に肯定する。
そしてそのあとに希望の象徴として虹が登場する、という流れは
曲を繰り返し聴いていくうちにできあがっていきました。
ですがそれをテクニカルなギミックと言われるとなんだかこそばゆいですねw
流れ自体は考えて狙ってやったのですが、私自身あまりテクニック的なものは
持っていないし勉強をしたこともないので…ww
でもとても嬉しかったです。ありがとうございました。
(長くなりすぎましたので続きますw)
2010/09/03 04:35:02