遠くの方から
聴こえた僕らの声
振り返る

無邪気な顔して
夕焼けの空の下
手をつないでた

繰り返しの毎日が切なくて
記憶を頼りに
失くした日々 探しに行くよ

僕らはあの頃の夢や思い出
いつの間にか忘れてしまうけれど
変わらない景色に舞い散る花びら
ひらり 涙が止まらない

名前も知らない
誰々の笑い顔
まぶしくて

泣いても泣いても
まだ答え出ないけど
歩き始める

嘘ばかりと嘆くのはもうやめて
下を向くよりも
明日に向けて 立ち止まらない

大人になる度に上る階段
自分を見失ってしまうけれど
君といた季節に溢れる言の葉
ひらり 今でも覚えてる

僕らはあの頃の夢や思い出
いつの間にか忘れてしまうけれど
変わらない景色に舞い散る花びら
ひらり 涙を拭いてよ

移りゆく時間の途中で僕ら
間違えてつまづいてしまうけれど
夢から覚める前 描いた未来図
ずっと 心の片隅に


とおくのほうから
きこえたぼくらのこえ
ふりかえる

むじゃきなかおして
ゆうやけのそらのした
てをつないでた

くりかえしのまいにちがせつなくて
きおくをたよりに
なくしたひび さがしにいくよ

ぼくらはあのころのゆめやおもいで
いつのまにかわすれてしまうけれど
かわらないけしきにまいちるはなびら
ひらり なみだがとまらない

なまえもしらない
だれだれのわらいがお
まぶしくて

ないてもないても
まだこたえでないけど
あるきはじめる

うそばかりとなげくのはもうやめて
したをむくよりも
あすにむけて たちどまらない

おとなになるたびにのぼるかいだん
じぶんをみうしなってしまうけれど
きみといたきせつにあふれることのは
ひらり いまでもおぼえてる

ぼくらはあのころのゆめやおもいで
いつのまにかわすれてしまうけれど
かわらないけしきにまいちるはなびら
ひらり なみだをふいてよ

うつりゆくじかんのとちゅうでぼくら
まちがえてつまづいてしまうけれど
ゆめからさめるまえ えがいたみらいず
ずっと こころのかたすみに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ひらり -歌詞応募-

かずくんP様の曲
http://piapro.jp/content/olfftnf9qk409usc
に作詞させて頂きました。

イメージは「桜」とのことだったので、
あえて桜という言葉は使わずに、情景を想像しながら作詞してみました。

自分的なイメージは「成長」と「回顧」。

大人になってから、ふと思い出すあの頃の時間。
自分らしさを失っていく"自分"が嫌になって、まだ幼かった頃に見た景色を探しに行く。
たどり着いたそこには、昔と変わらない姿のまま大きな桜の木があった。

そんな感じの妄想をしていただけたら、幸いです。

閲覧数:182

投稿日:2010/06/20 20:12:41

文字数:859文字

カテゴリ:歌詞

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