いつか奪われるモノならば
この手で壊したい

自分勝手な感情でも
それを愛と呼ぶの?

またひとつ 失った
またひとつ 増えてしまった

何も知らないで
何も欲しがらないで
ここに居ればよかった
何も要らないと
思える頃には もう
欲深いわたしが転がっている


いつも羨んでばかりなの
その手が握るモノ

自分勝手な願望でも
それを恋と呼んだ

またひとつ 手に入れた
またひとつ 落ちてしまった

何も聴かないで
何も触れないままで
真っ白に溺れて終わればいいのに...

誰より 純粋で
誰より 真直ぐなままで

こんな自分 知りたくなかった

何も要らないよ
何もかも欲しいから
こころ 溢れちゃうんだ...

何も言わないで
何も欲しがらないから...!

欲深いわたしを 許してください

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

欲望リミッター

欲深い女の子のお話。

隣の芝は青く見えるもので、
他人が持ってるものが全てよく見えてしまうの。
あれも欲しい、これも欲しい、それも欲しい、全部欲しい。
欲しがれば欲しがるほどこの掌にものは増えて
乗り切らなくなったものから零れ落ちて壊れた。
大切だったものは何?本当に欲しかったものは何?
気付いた時には全てが遅かった。
欲しがるのを止めたわたしは、あなたの許しを欲しがった。

欲望は生きる原動力だけど方向を間違っちゃうとどうしようもないよ、というお話。

前のバージョンで全ひらがな表記版が読めます。

閲覧数:141

投稿日:2010/09/29 22:53:15

文字数:349文字

カテゴリ:歌詞

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