黄色いバス
揺られて未来を背負う小さな手と肩
ハンドルにぎったままながめる顔
笑いかけることはない
まだ持てる希望に
ただ重ねる影を
すぐ零そうとする
もう溢れぬ思い出を手繰らせて
青白いその手握りしめ
素直さのかけらを忘れたこと
帰れない僕らのあの日を
君のその目の奥 無闇に見てる
立ち止まれず
断ち切れぬ糸に引きずられ
こんなところまでも歩いてきた
戻れない僕らのあの日に
君はまだ立ってる歩き出すまえに
青白いその手の先から
素直さを欠片を僕にもわけてよ
帰れない僕らのあの日が君のその目の奥 光ってる 触らせてよ
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