A
宵に奏でた音を 纏いほのかな光を放った蛍に
 告げる詞は今や 遅し、君には届かずに 

B
夏の暑さは静まり 今吹くは
 風、秋の香運び来る
何故秋まで蛍は 生きられぬ?
 風、何をも答えずに・・・

S(↓「ゆく蛍より引用+改変」)
逝く蛍 雲の上まで いぬべくは 
 頬撫でて 秋風吹くと 雁に告げこせ 
A
知らぬ恋慕の果てに 命散らした彼の人想って詠うは
 返歌望めぬ恋の 虚し歌とは知りつつも

B
長き陽の間を繋いだ この想い
 雁、秋風切りおいで
まだ戻らぬとしても 待ちぼうけ
 仮寝をして過ごす日々
 
S
夢に見る 雁の羽色は 秋に似て
 染め絣 君の姿を 重ねてみせた

C
声も知らぬ 君を想いて 暮れぬ夏
 ふと、ふり返れど 誰もなく

S
逝く蛍 雲の上まで いぬべくは 
 ながむれば 秋風吹くと 雁に告げこせ 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【巡音ルカ】逝く蛍【動画】

伊勢物語モチーフで物語よりやや現代よりのイメージです。

閲覧数:204

投稿日:2010/12/03 22:09:51

文字数:373文字

カテゴリ:歌詞

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