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  • きっとこの命に意味は無かった 閲覧数:777
    2017/12/30
    17:19

    耳を塞いでも 目を瞑っても 心臓は脈を打ち続けている
    「僕は誰だ?」 誰も答えない
    君が例えば、ここで惨めに腑を溢して命を乞うても

  • 夢遊病者は此岸にて 閲覧数:7,472
    2017/08/13
    18:53

    夢遊病者は此岸にて
    暗い四畳半の隅で同じ過ちを犯し続けている
    口から吐いた煙の数だけ醜い自分を忘れてしまえた

  • つめたいまちのおんなのこ 閲覧数:580
    2017/05/15
    18:39

    つめたいまちのおんなのこ
    高架下、潜む黒い感情に名前が付くなら、少しは楽になるかな
    どうしたって消えない後悔すら、もうわたしの脳裏で静かに眠っている

  • 記憶の水槽 閲覧数:2,655
    2017/04/24
    19:27

    記憶の水槽
    大嫌いな君の靴 海に沈めてしまって もう
    明日には忘れているから きっと君のことなんて

  • いつか君が夜の海に還るまで 閲覧数:957
    2016/11/21
    18:06

    いつか君が夜の海に還るまで
    いつか僕も夜の海に還るから、その時まで さよならをしよう
    「嫌いなあなたの とても綺麗な声を 忘れてしまえたら いつかは救われるかな

  • 芥の部屋は錆色に沈む 閲覧数:2,453
    2016/07/09
    19:09

    芥の部屋は錆色に沈む
    どうしてこんなに、僕の生活は
    朝にだって昼にだって夜にだって理不尽に苛まれ

  • 瞼の裏のアトリエ、光のカーテンは夜を包む 閲覧数:700
    2016/04/05
    19:07

    瞼の裏のアトリエ、光のカーテンは夜を包む
    君に見えなかったはずの風景が、そっと瞼の裏を浸していく様を
    君と見たこと、忘れたまま

  • 身体の分解と再構築、または神話の円環性について 閲覧数:1,845
    2016/03/06
    13:44

    崩壊を待つ僕は明日のないありふれた終わりを待つのみで
    均された視界は交わらない 述べるだけ 思索の回路を
    虹彩が伸びきった彼の眼に映るのは 光が吐き出す絵

  • 軽忽な救済を待つ醜さには一片の夾竹桃を 閲覧数:1,288
    2015/09/01
    13:53

    軽忽な救済を待つ醜さには一片の夾竹桃を
    六月の訪れ
    君は小さな身体を舞台に踊らせ、言葉が喉からこぼれた

  • 初夏、殺意は街を浸す病のように 閲覧数:2,152
    2015/07/30
    00:52

    青すぎる天井から逃れて
    狂ったように冷えた箱の中
    煙を喫む蘭服に睨まれて

  • 落下ウサギと寡黙な傍観者の手記 歌詞 閲覧数:824
    2015/05/11
    22:24

    落下ウサギと寡黙な傍観者の手記
    曖昧な彼女はスーサイド、等加速度で落下して
    「汚れてしまわないように先に行くわ」と言ったんだ

  • 散るカラスと静謐な白巨塔の崩落 歌詞 閲覧数:739
    2015/05/11
    22:22

    散るカラスと静謐な白巨塔の崩落
    宵を気取る学生街の着飾った男女の葬列は、底に滴った不安で少しずつ腐っていった
    路地裏、クレーエの亡霊はくぐもった声で呟いた

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