千里亭希遊の投稿作品一覧
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咲いて咲いて さぁ狂い咲け
心掻き毟るこの暮れる陽に
泣いて泣いて ほら泣き疲れ
何に行き惑う今 長い夜
暗い空に虹掛ける月
何も無いとそっと呟く
渇く口元に張りつく涙の謡(うたい)
そして帰ることのない顔
凛と咲き誇る紅に
声が届くはずもないから...凛の華
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凍てつく秒針 消えゆく心音
穏やかに安らかに眠り 溶け出す
忘れていた 冷たい花の微笑み
毀れてく溢れてくアニマ 染み出す
遠鳴りの煌めきは煩く誘う声
近寄るは耳突き刺す絶えなき雨霞
遠ざかる街灯と汽笛は揺蕩うて
近付くは頸伝いて落ちゆく雨滴
飽いた営み掻き回す腕
曝した紅い爪先...アンチアニマ
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スキップ 弾ませ
水玉 ころころ
雨雲 さよなら
笑顔 踊る
ハミング 交わして
ドレミも 転がる
夕焼け 帰ろう
小道を歩くよ
キミの手をとりたくて
だけどなかなか...sweet LOVE
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頬つたい落ちる泪は
今この時だけ分かち合う
わたしとあなたの決意は
手折られるものじゃないから
冷たい風が吹くころ 暖炉の熱が恋しくて
街角ゆきかう人に 手に手にマッチと絵を見せた
少女は言った よく燃えるよ!
少女は言った きれいでしょう?
少しでいいの、時間をください!
与えられた結末などわたし...フランダースのマッチ売り
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届かぬ呼びかけも
響かぬこの願いも
泡沫 冥き底
静かに包み込んだ
変わらぬ面影も
違えた道標も
街並 暗き影
抱えて歩く背中
全てが裂けたこの世界
歪な今に価値はない...Amaurot
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あちこち破けた 地図を開いて
見失った道を 探している
昨日今日明日と 過ぎていく世界
なくした行き先は取り戻せない
解けて解れた 靴ひもにさえ
伸ばした指先が届かない
捨てられた言葉 置き去りの願い
知ることを知らない 淋しい絵筆
探して 迷って
歩いて 走って...さよならマップ
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振り向かないで 目を開けないで
ゆるやかな青に埋もれていたい
こじ開けないで 手をかけないで
不確かな振りに伏しては増えていく
ゆらゆら 長い糸
その赤が繋いでいる
壊れかけた心音に
くらくら 惑わされて 溶けていく
薄すぎる水色じゃ 息が出ない
顔を覆うための腕なんて持ってないから...サイノツカイ
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『ヒトミト云フ器官』を
隔てた先に在る『セカイ』は
ひと目で『其レ』と言える
『ホンタウ』に同じ姿なのか?
指先が
『痛ミ』を伝えたとしても
その電流は皆 同じものなのか?
『オノレ』が感じるすべてかき集めて
それでも
『誰カ』が流す涙の理由のすべては掴めない...同一証明
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指先で弾く 黒いキーの列
エコ省エネだと言い張って 暗いビルの中
誰もが喋らず 黙々と書類整理
夕日が差し込んだら やっと開放ね
満員電車に 押し込められながらも
頭に浮かべてるのは 春色花壇
並ぶ灰色コンクリートでも カラフルフラワーに変えて
つたなくても筆を執る 思うままに
そう大したものじゃな...都会の片隅工房
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咲いてはすぐに散っていった 薄いピンクの花びら
気付いてるの? キミの肩の上
まだ小さく光っているんだよ
今年は早く過ぎてしまったね
でもまた咲くときが来る
気付いてよね キミは上の空
私はちょっとつまらない
青い空にその身託して
ひらひらと消えゆく桜は
まるで 私のキモチも空へ運んで...さくら
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走る軌跡
逸る刃先
重なるのは運命じゃない
交わす視線
放つ疑念
巡る星が悪戯呼ぶ
朝露残るダリア
重なる深紅だけが
答えを知っていても
何も語りはしない...深紅
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君が映る あせたモノクロの目
降りだした雨の音が
僕を包んで隠してく
ほんとの願い
嗚呼 溶かして
この厚い氷の壁
踏み出した足
残る枷の色眺め
君のこと思い出す 明け方
遠く近く輝く(またたく)...Luminoustella
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降り続く赤い雨が
蝕む土塊
染みついた甘い香りは
濃くなるばかり
壊れてく 壊れてる
綺麗な空は瑕だらけ
騒がしい食べ溢し
不快に塞ぐ
必要のない世界で
錆び着いて動けない...anti-pattern
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冷たく詰まる言の葉
──耳障り
過剰な飾り滑稽
──早変わり
月の光裂いて
星の瞳刺して
全て溶かして
飲み干して
──笑え
微かに走る傷痕...Mask
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いたいほどに青い空のむこうに
聞きとれない声を探してる
くるおしくてかざすたよりない手に
つかめそうな雲は ないみたい
なんでもないことでも
おしげもない言葉 くれた
ひたむきな瞳が
まっすぐに前を見ていた
届かないこの歌も
聞こえない音色も...【応募用】 きみのあかほし
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溶けた未来(あす)の明かり
背中越しに照らして
ah...
いつか君とみた夢
スリガラスの向こうで弾け
もう見えない知らない
荒廃した町は隙間だらけ泣いている
砂交じりの風がまた意識削る
生き延びる価値は誰にもわからない
ただひたすらに息を吐いて...白くなれ 【作曲:如月さつきさん】
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A1
明日を蹴飛ばせ
青空背を向け
なんにも 見ないで
ただ走り抜けた
A2
昨日にあかんべー
夕闇寄り添い
そうじゃない 見ないで
ただ歩き出した...ふずいい 【作曲:じゅんさん】
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▼A1
葛草(かずらぐさ)渦巻き
管狐(くだぎつね)「きゅう」と鳴いた
太陽は背を向け
『葵』は憑りつかれた
▼A2
鬼灯(ほおずき)は目隠し
遊火(あそびび)が追いかけっこ
新月が微笑む
『空蝉(うつせみ)』髪を切った...螺旋の夜 【作曲:じゅんさん】
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【A1】
何もない部屋には 月の光が降り注ぐ 9/12(9/13)
私はただ座り込んで…… 6/6
カーテンが消えた窓 夜空の星は遠すぎて 10/12(9/13)
頬流れる滴は光れない 6/9(7/8)
叫びたくて叫べなくて 6/6
...【応募作】Re:Ⅻ
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【いんとろ:IA&ONE】
いえーいぁ この腕を伸ばしたら
いえーいぁ あの空に届くかな
いえーいぁ その腕を伸ばしたら
いえーいぁ この声は届くかな
【A】
IA:六十億の ONE:時が経って
IA:六十億の IA・ONE:人々が笑う
ONE:喜怒哀楽 IA:摩訶不思議
ONE:相互理解 IA・O...【オリジナル】 スイート×スイート - 歌詞分け - 【ONE×IA】
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月 淡く黄色 空に滲む
君が 輪郭撫で雫 つたう
まだ この悲鳴が 届くのなら
剣(ツルギ)なんて収めて 眠ろう
in what this smile,I can sleep well...
行かないで 君に願うよ
眠れない夜を過ごして 月を抱きしめる
if you have gone while ...ミーティアドロップ 【作曲:優依さん】
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どうせだなんてヤケクソで
白い兎の背中
滑り落ちたその時に
何か失くした気がした
右往左往五里霧中
外面だけ整えてる
堕ちて行くどこまでも
好奇心ワタシヲ殺ス
泣いた鬼を嘲い
目隠しして知らん振りさ...【オリジナル】 空繰少女 【鏡音リン】
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何もわからなかった過去の自分を壊せ
勇み足で挑んだいつかは今いずこ
白い兎の毛の先から 世界期待して飛び降りてく
シルクハットを持った魔術師 姿追い求め目がきらめく
心躍るリズム 音色を早め
知らず知らず弾む 足取り軽く
だけど……
降りた底は暗闇 帽子も魔術師も居ない
光もないのに見える 掌握りし...【オリジナル】 ノボルセカイ 【鏡音レン】
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今 陽が昇る時
星は消えて 月は残り
澄み渡る蒼 儚きは白
明きに添わぬ 色の黄昏
それは夜に睡って 昼に目覚める
煌めくは 紫電の光
今 陽が落ちる時
蒼は呑まれ 月はいずこ
天つ囁き 夜を貫き
金銀が別つ 今は宴か...【オリジナル】蒼穹に映る月
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いつから 一緒だろう 狭く穏やかな庭で
いつまでも一緒にと 小指交わし誓った
これから 離れても あの小さな庭で見た
ささやかな 幸せ 忘れないで帰って
風を切る剣の先が キミの頭上をかすめて
動かぬ山を築いてく そう思うだけで……
赤い色の女帝は 世界を正すことが目的で
でもそんなために 戦禍を広...Schwert 【作曲:_yuragiさん】