v+jの投稿作品一覧
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君が僕の日常にある日突然現れた時から
僕の世界と価値観は崩壊してしまった
ずっとずっと信じていた固定観念や常識さえ
君が木っ端微塵に打ち砕く
まるで世界がひっくり返って
足場を失った僕の腕を掴んで不敵に笑う君の笑顔
「あなたの知らない世界に案内するから。
シルクハットを被った白兎のように」
さあ!
...my Inner world Alice
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祭りが終わった後も 僕らはその場所から立ち去れずに
駅へと向かう人波を 眺めてたけど動き出せないで
その時間が ああ なんだかとても愛おしくて
結局みんなで朝まで 海岸を歩いて語り合った
体は疲れきってたけど 心は希望いっぱいに満ち溢れ
海岸通り並んで 昇る朝日 - 夜明け眺めてた
あの時 僕らが ...朝焼けの夢
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誰もいない深夜のロータリー
オレンジのランプ
街灯に静かに降る雪
道を行く人も車の音もなくて
静まり返った世界に一人きり
指先と耳がちょっぴり痛いけど
ポケットに手をいれてヘッドフォンでカバー
靴音の消えた道を踏みしめて歩いて
遠回りしてゆっくり家に帰ろう
ほっぺたがひりひりするけど...ユキノヨル
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新しい月の夜
天高く走る船
見上げた人は無く
誰にも気づかれずに
東へと吹いた風を帆にはらんで
音も無く天駆けて行く船をボクは見る
それはキミが往く船
この世界を捨てて
自ら望んで
誰の声も届かぬ...ホシノミルユメ
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教室の窓からぼんやり外眺めてる横顔は
クールな眼鏡でちょっとだけ素敵
見るとドキドキしちゃうけど
口を開けば可愛い女の子のイラスト
「これが俺の嫁」だなんて
残念すぎるキミ
Ah アタシのライバルは
So 二次元の女の子
大きな瞳と華奢な体
おまけに可愛い性格...アタシのライバル!?
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僕は君にあげられるもの何もないから
この歌、君のため歌うよ
取るに足らないちっぽけな歌だけど
君のために心こめて歌うよ
世界が悲しみに包まれて
闇に閉ざされても
君が歩き続けられるように
君の足元少しだけ照らす
そんな歌、君に届けたいんだ
いつか疲れてしまって...取るに足らないちっぽけな歌
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(その手は何処にも届く事はない)
(その想いは誰にも伝わらない)
(その目は何も映さない)
(その耳は何も聴こえない)
今夜も僕はまたあの月に吠える
行き場の無い苛立ちぶつけ
ああ、逃げ癖のついた僕は今夜も
また逃げ続けるんだ
(その足は何処にも進む事出来ない)
(その口は何も伝えられない)...ツキニホエル
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晴れた空に続く青いパレード
この道真っ直ぐ空へ続く
虹の橋登った先に
ボクの探し物がきっと見つけられる
背筋伸ばして胸を張って
両手大きく振って歩き出そうよ
過去と未来のボクが前と後ろに
何処までもずっと続いてる
昨日のボクはちょっと悲しげ
明日のボクはどんな顔かな...空のパレード
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ああ、今日もまたいやなもの見た
いつものコンビニ
やたら威張り散らしているアホな客
いい年をして、どうにもならないことを
何時までもレジ占領してネチネチ
「俺は客だから。客の言う事聞けないのか!」
-- 無理難題 --
後ろに列が出来ててもお構いなし
こんなカスには遠慮いらない。呪いをかける
闇より...滅びてしまえ!(厨二病的解決)
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帰り道の君は少し拗ねてて
黙ったままちょっと先を歩く
もうそろそろ機嫌直していつものようにさ笑ってよ
何時でも欲しい物が常に手に入る
なんてことありはしないさ
大人になったら
我慢しなきゃならない事ばかり
たくさん増えてく
茜雲染まった横顔
さあ、一緒にあの場所へ帰ろう...夕景色のファインダー
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土手に転がって晴れた空眺める
両手の指で囲った四角いフレームの中、横切る雲
昨日の悲しい気持ちなんて全部無かったように
もうちょっとだけ頑張ってほら、笑顔の真似してみよう
伝えたかった言葉は、キミの心に届かない
そんな現実の前、無力な僕ら
それでも
相変わらず地球は回り続けている
おなかも減る
風の...今日の僕のメロディ
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グラスの底に氷河期のマンモス
窓に映る天使たちの影、笑い声
蛇口から流れでてる苺シロップ
庭で踊る小鬼達と蝸牛
空一面に広がっているミントチョコの海原
白骨の魚が群れなして
遠くで教会の鐘が鳴る
ようこそアタシの支配する世界
愛と平和と殺戮の中へどうぞ
君の常識はこの世界では...Mint Chocolate Sky
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幼いころから人に合わせるのが
いつでも苦手だった
それは今も変わらない
訳知り顔、誰かのおせっかい
「人に合わせることできないなら、
自分のペースでゆっくりと」
Ah アタシのペースが人より遅いなんて誰が決めた!
誰も追いつけないスピード
全速力! 時を駆ける
"たったひとつの冴えた歌"を心に...たったひとつの冴えた歌
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あの丘の向こうに何があるのか
僕らはずっと知りたかった
生まれた町を離れてずいぶんたつけど
答えはまだ見つからない
雨にも負ける
風にも負ける僕らだけど
乾ききった心は
女神が差し出した水で潤して
これからも続く旅に備える
行く先にはカミナリ雲...弱虫な僕らの歌
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遠く続く地平線目指して走る少年たち
向かった世界はいつでも青い風吹いて
先へと導く
新しい扉開くたびにそれは
いつも夏へと続いてた
眩しい光と少しの切なさ
広がる永遠に
空き地の隅に隠した宝の箱
いつかきっと君と掘り出して
変わらない夏を確かめる...boys in the summer
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さてと...
休日の午後3時
出かける予定も無い一人で部屋にて
キミは今日は家の法事で出かけてしまってるし
声が聴きたくて何度か電話を架けてみたけど
その度知らない声がキミの不在を告げてる
まだ終わってないのね
部屋の片付けとりあえず終わらせたし
読みたい本も無いし
ゲームの気分にもならないし...ひとりはなみ
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静かに夜の帳が街へと降りて
誰もが寝静まったなら窓を開けて
アタシ星を眺める
今頃キミも同じ空見上げて
二人の距離は遠く離れていても
同じ気持ちならいいな
会えない毎日は心切なくするけど
キミと交わしたあの日の約束
いつでも心の奥を静かに暖めているんだ
だからこの想いキミのもとへと届け...星降る夜に
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風を集めて今!
大きく手を広げ僕らは飛ぶ
窓から見える空はいつでも灰色
机と椅子に縛られて身動き取れない
当たり障りの無い生活に流され
何も出来ない苛立ちだけが募ってく
だけど君の目が僕に言っていたんだ
「本当に怖い事は何?」
さあ、今、飛べ!
風を集めて今!...風は未来から
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キミはやっぱり相変わらず
誰からもかまわれない
いつでも一人ぼっち
自分を理解しようとする人
どこにも居ないとキミは思っているね
そんな事は無いんだよ
キミが好きなもの
アタシはちゃんと知っているから
何時もその心の色に触れているから
怠け者で弱虫で嘘つきなのわかってるけど...鳥花月風
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星の夜
宇宙(そら)へと向かう銀色の船が出る
星の夜
輝く白い尾を引いて昇る船
僕らは見る
そして
まだ見ぬ星々へと思いをはせて
星の夜
カプセルの中、夢に深く落ちて行く
第一宙港(ポート)からアルファケンタウリ行き...真珠とり
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星を眺め歌を歌う
大気が張り詰めた凍る夜
目的いつか見失い
透明になっていく言葉たち
遠いきらめき嫉妬して
心も寒く縮こまる
冷たい風が髪を揺らし
遠く輝く光ただ見つめ
(笑う 眠る 本を読む)
廃墟の上でキミを想う...夜永姫
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日が落ちるとだいぶ涼しくなったね
セミじゃなくコオロギが鳴いているし
今年の夏も終わりだね
楽しいこといっぱいあったから
ちょっと寂しいね
だけど、僕らの心のドアのひとつは
いつでも夏へとつながっているんだ
そのドアを見つけさえすれば
目の前にひろがっている夏の香り......夏への扉
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ジェットエンジン付自転車で
オ・ン・ソ・ク超えて行くよ
翼なら心にあるから
空を駆けて君の元へ
初めて君と出会った時は
変なやつだと思ったけれど
君と過した時間に比例して
心が埋まってく
あの丘から見える景色は
アタシの取っておきだから...乙女ジェット
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真夜中午前2時
窓を開けると
輝く月があたしを呼んだ
あたしの心は窓から抜け出して
夜のしじまを彷徨い歩く
家並みを飛び越え
公園を見下ろし
古びたすべり台の上に降りる
高く吹く風が
雲を散らして...ヨルヲサマヨウ