年中クソまみれや
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投稿作品116作品
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死ぬ前に天使が現れて 僕に点数を付けて欲しい
自分が誰になれていたかを わからないまま消えるのはきつい
誰かにとっての誰かに 自分はなれているだろうか
弱い心をひきずったままで 精一杯生きたはずだ
胸に飛び込んでおいでよ 優しくされたいよ
正しいことを生きようとするだけで 褒めて欲しい
誰かにとって...造形1
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情けない生き方を 繰り返す僕の
許されたい気持ちは誰のもの 誰に向けてのもの
夜まで迷っても 帰り道さえも
おぼつかないまま歩いてる ずっと歩いてる
痛い 痛い 痛いとはなんだ 美しい花を見ることか
痛い 痛い 痛いとはなんだ 流れる雲を見上げることか
打ち捨てた約束が 忘れるほどあって
約束をした...痛み
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まだ 愛しさの半分残した気持ちの跡を
ああ 君のすぐそっと通る靡く風の跡を
辿ることでしか 今は君を感じることができない
忘れたいならそういえばいいのにって 心が叫んでる
まだ 愛しさの半分が解けかけたまま形を保って
ああ 今がほらずっと続けだなんて呪いのように
こだましつづける 僕の頭を割るように...知らない気持ち
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夢に沈むライトの 電池がそろそろ切れる
か弱い光で照らした 幼い日々の憧れ
見失った景色を もう一度思い返して
あの頃の私の瞳は 今よりも小さかった
悲しいことばかりでもなかったけど 嬉しいことばかりでもなくて
今をまた振り返るときに 私は何を 思うだろう
夢に沈むライトを 落としたのはいつだろう
...ライト
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僕が君の正体を知ることを 拒んだのは優しさなんかじゃなくて
君が僕の扱えないような人と 改めて知らされるのが怖かった
身勝手に 決め付けた 僕の中の 優しさを
君に押し付けた 君は拒むことなく 僕の思うとおりに 動いた
身勝手な ままでいた 僕の中の この気持ちは
君を決して いたわってなんかいなか...正体
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もっと大事にすればよかった時間 大切に生きるべきだった時間
全て過ぎて終わったことを いまだに引きずっている
大事にいたわればよかった人 大切に扱うべきだったの
いつのまにかいなくなっていく 僕を全てが置き去りにする
夕焼けのまどろみの校舎 直射日光が眩しい
西側の窓から差し込む茜色の光線 煩わしか...卒業(書きかけ)
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滲んでぼやけた淡い色 あんまり好きじゃないのに
意思に反して書かされては その都度褒められた
無理にでも好きになろうとした そうじゃないとやってけなかった
段々乗り気になったとき 写実主義がやってきた
臭いものになった 自分の過去が全て邪魔になった
頑張ったものがガラクタになった 要らぬものだと排斥...アクリル
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夜が来るのが怖い 明日が来るから
明日になったら月が変わる 一月がまた過ぎる
二月三月重なって 最後に一年を越す
そうなったときに今より僕が 大人になれる気がしない
夜がくるのが怖い 明日が来るから
知らないうちに空は白んで 人がバスを傾ける
一日働いて終わり そしたらまた夜が来て
気がついたら新し...明日
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勘違い解決するんだよ 僕のためのものじゃないってね
勘違い解決するんだよ 僕のために生きてないってね
勘違い誇大妄想自己心酔の発露 行き違い倒錯する重い思い裏腹
勘違いさせてばっかのあの子の身振り 手振りぶりぶり
勘違いお金で解決するんだよ あそこに通えば間違いないさ
勘違い上手く直して現実に向き合...勘違い
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誰にもいえない秘密があるのは 僕の心が醜いから
誰にもいえない秘密があるのは 僕の心が弱いから
隠し事をしあう関係は 相手を思いやれる関係
美しくも儚い思いやりを どうか嘘と 言わないで
明日になれば今日の 苦しい事辛い事 悲しい事実も 忘れられるさ
きっと今日より明日は 明日より明後日は 痛みさえ...ひみつ
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誰にもいえない秘密があって 内緒にしてなきゃいけないのに
誰かに言いたくて しょうがないんだ
知られたら世間に顔出せなくて どこにもいけない身になるのに
聞いてくれる人を 探してるんだ
誰にもいえない秘密ができて 心に秘めてるうちはずっと
胸の辺りが 痛んだままで
でも 人に知られるのは怖くて それ...誰にもいえない
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いつまでも いつまでも ずっと消えて なくなりたいと
思って願って いたことが
叶わぬ 思いが 果たされる ことはなく
いつまでも いつまでも 誰にも見られず 知られずに
いたいいたいと 考える
無理だと 知ってる 知ってるから 辛い
やる気もないし することもない あったとしても できることはない...知らない
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夜のしじまに流され泣いた月
生臭さは誰かが生きた証左
波打ち際で揺り戻す
白と青 青と黒 さらさらと 風
海のしじまにいだかれ鳴いた鳥
雲一つが覆う白い空が
涙の一つ落としたら
ポツポツ パラパラ ザーザー
バラバラ
無為な存在でいたいと どれだけ願っただろう...無為
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今日はどこに行こうかな 自分で決められないから
誰か適当に決めてよ 誰か僕に構ってよ
行きたい場所もそんなにな あるわけじゃないから
だけどこのまま寝ていたら なぜ休んだか分からない
どこかに行かなきゃいけないが どこかへ出かける気がしない
気だるい朝のまま引きずって 時計の針は上を向く
喧騒の合間...太陽
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まだ 歩き出した 僕は 歩き始めた僕は
まだ脆弱なままで まだ 足は貧弱なままで
まだ 歩き出した 僕は 歩き始めた僕は
まだ何も知らないまま どこへいくか知らないまま
今更罪滅ぼしだなんて 殊更付き合う義理もないが
そこまで言うならとついていく おぼつかない足取りで
まだ 歩き出した 僕は 歩き始...シュトロボン
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この国の人民達によって起草された 世界でもっとも尊い 思想哲学
明文化されたこの真理を唱えて 日々の平穏無事を 祈りなさい
朝早くから満員電車に乗って 夜遅くまで席に着かされ
腱鞘炎になるまで働け 心を病むまで身を削れ
集団の規律を乱すな 偉大な導師は君を観ている
人のことだけ考えろ 殺すぐらいなら...ガイドライン