mak.kanz@waの投稿作品一覧
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そう 僕たちも いつかは死ぬだろう
だけどそれは 50年 100年先の話
ああ それなのに まだ生きてるうちに
いつの間にか 葬列を出されてしまったよ
こどもたちが死ぬ様を 想像しろと言うけど
それはつまり こどもたちに 死んでほしいんだろ?
己の主張を 押し付けるために
生ける魂を 棺に押し込...葬列予報 -生きている僕たちを屠るモノに告ぐ-
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きょう そしてあした そう 変わらぬ日々
その隙間めがけ 刺すようなことばを
投げつけるひとの目は 僕を見ていない
信じていたものたちは
すべて さらわれて消えた
瓦礫の中 残されたものは
絶望だけだなんて
鈍色の雨に ただ怯えながら
傘の下で吠えてるだけ
もうやめにしよう この悲しき日...鈍色の雨 -ツナガレミライ-
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(La la la la, La la la la,
La la la la, -I hate Sunday!!)
久しぶり ふたりきりで はしゃげる日曜(きょう)だから
ワガママのひとつふたつ 言ってみたくなるの
少し甘い魔法の効き目 それは短くて
陽が沈めば また現実に 戻されてしまう
あな...I Hate Sunday!!
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動くことも 忘れてしまったままの私を
気にも留めず 上へ下へ行き交う足音
突き飛ばされ 倒れたこの目に映るのは
横向きのまま流れてく日常
諦めて閉じた瞼の裏には 蒼く染まった 左半分の空
埃まみれの耳と 虚ろなままの瞳 焦がして
今日もまた陽は昇る この街角に 何も変わらず
ぼやけたままの視界...Vertical Horizon
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いつでも気まぐれな きみのハートは
5秒ごと ふらりふらりと 行先を変える
今日欲しいモノでも 明日になったら
興味ないフリして そっぽ向くつもりなの?
これ以上 何もいらない
疲れたんだ 振り回されることに
ボクのこと 思うのなら
何も言わず すぐに息の根を止めてよ
(Hey, you!!...微笑みながら息の根を止めて
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日めくりのカレンダー ぼんやり眺め
ため息をついても 過ぎた時間(とき)は戻らないの
タラレバの盛り合わせ そんなメニューを
いくら口にしても こころは満たされないもの!
振り向かなきゃ見えないものに
どれほどの意味があるの?
たとえ未来(あした)が 見えなくても構わない
限りある現在(いま)を...Platinum Hearts
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去年よりも 少し高く感じる空
見上げ ひとり歩いてる
立てたコートの襟 巻いて走る風が
冬の扉を叩く
つないだ手のぬくもりに 甘えていただけの私は
あなたの夢 気づかずにいた
木枯らしが吹く街に 背を向け旅立ったあなた
振り返ることのない まっすぐな後ろ姿
ひらり 振った右手で 描いたサヨナラ...木枯らしが吹く前に
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どこにでもいる人とか
そんな印象(こと) 思っていたけど
気がつけば 帰り道に
あなたの背 探してるわたし
どうしてこうなったの
誰かこれは嘘と言って 胸が苦しいの
大それた願いじゃない ほんの一瞬でもいい
こっちを向いてほしいのに
あなたを呼び続ける信号(こえ)
ト・ト・ト ツー・ツー・ツ...・・・---・・・
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Today, somebody's gonna be Wannabe
ただ夢を見るだけの
I don't wanna be only Wannabe
日々はもういらない
自分とは違うひとを眺めては「ああなりたい」と
今日もまた 羨んでいるだけ
誰からも尊敬される 理想的人物になる
そのための...Gonna Be Wannabe
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「どうするつもり?」
柔らかく沈むベッドの隅で 戸惑うわたしを
「どうしようかな?」
イタズラな笑顔浮かべたままで 抱き寄せるあなた
Ah 明けない夜の向こう Ah あなたが見つめる
So 舐め回すなら その瞳じゃなくて
…わかるでしょ?
もうダメ これ以上わたしを 置き去りになんかしないで
ひ...Don't Tease Anymore...
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薄暗いステージ わたしはひとり
傷だらけのギター そっと抱えて
届くあてのない詩(うた)を紡ぐ
子供のように無垢な笑顔で 生きてくあなたを
きっと許してあげられるのは わたしだけでしょう
茜に染まる 遠くの空の下を往く
あなたの背中を想い 今日もひとり歌うよ
切れて跳ねた弦 掠めた指の
先に滲む...Porto da Vida
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広い宇宙(そら)の隅で ひそかに揺らめき 生きている
誰も見たことない あの星へと 今 手を伸ばせ
手のひらの中 そっとそっとあたためる
ひとに話せば 笑われそうな夢は
どんな図鑑や プラネタリウムでさえも
見つけられない まるでそんな星だよ
その生命(いのち)は時に 遠くかすむけど
ずっと 求...あの星に手を伸ばせ
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まばたきするほんの一瞬で 目に見えるものは全て変わるのに
あなたはいつでも 色あせた壁を向いて
せわしなく右手動かしてばかり
代わり映えのしない毎日に あれこれ不満を並べてるくせに
そこから抜け出すブレイクスルーを
見つけようとさえせずに フテ寝してばかり
自分で探さなきゃ つかめるわけないでしょう...Ace In The Hole
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どんな顔かさえ知らない 誰かの愛憎劇(スキャンダル)
痴話ゲンカを肴にして 野次馬が今日もクダを巻く
眉ひそめ ふと漏らすため息のその裏で
自分には無関係 その事実(こと)に安堵する
かなうことのない想いに 身を焦がすひとたち
でもその眼が見ているのは 愛じゃなくただの勘違い
一瞬の衝動を 永遠と思...不浄カタルシス
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すべて失くし嘆く人に 手を差しのべながら
住まう場所が違うだけで 同じような人を蹴り倒す
あっちからやってきた人だから アブナイと
何ひとつ調べさえしないまま 決めつける
自分のいる国の地図も 読めないようなヤツが
レッテル貼り繰り返して 罪もない人を追い詰める
遠くから 金だとかモノだとか送るのは...Level 8
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誰もいない 何も聞こえない
そこにあるのは 不思議な静寂(しじま)
見慣れていたはずの風景は
僕らを残し 消え失せていた
ああ こんなにも 空が広いなんて
気づかずにいたかった
僕はいつまで ひとりぼっちで
こうしてなきゃいけないんだろう...1039
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これ以上は 続けられないって
理由もなしに結論だけを 投げつけるあなた
どうせ他に 誰かいるんでしょ?
テンプレすぎる逃げ口上で 笑わせないでよ
僕たちは合わないだなんて 視線そらさないで
フィットするお互いのカタチ 知ってるくせして
この胸の真ん中で 震えてる標的(まと)を
その指先で 飽きる...ハートブレイクショット
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教室の つまらなそうな横顔も
放課後のバーガーショップで 笑顔に変わる
トモダチの彼氏や 明日の予定とか
くるくると 猫の目のように 話題は変わる
難しいニュースよりも おいしいケーキに
夢中になっていたいの お年頃ですから
いざ進め 女の子 世の中は厳しいなんて
知らないよ だって 夢はとても...進め!オンナノコ
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やることなすこと皆
うまくいかない日々も
その微笑で静めてくれる
いつか必ず うまくいくと
だから僕はいつでも 寄り道などしないで
まっすぐ進めるんだ 君が僕の Sweet Home
些細なつまずきから
すりむいた傷口も
そのぬくもりが癒してくれる
いつか痛みも 消えていくと...My Sweet Home, My Sweet Darling
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ありのままのコトバ 誰のためでもなく
紡いでいられたら それだけでいいのに
あんな人 こんな人 明るい未来を
叫ぶけれど すべては遠い世界の話で
あれこれと打ち込んだ 名前なき詞(うた)は
値札つけるほど 上等なものじゃないから
1回2回 食事に行けば
なくなるような 小銭のために
たやすく我が...漂流リリシスト
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Ah わたし濡らす
Ah 雨はきみが 眠るその場所にも
降っているのでしょう
きみとした指切りの 頼りないぬくもりは
今もまだ かすかに残ってる
50年後も わたしはひとりで探すでしょう
あの日 きみを連れて消え失せた約束を
...Vanished Promise
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果てしなく伸びる樹の下 広がった枝を見上げて
甘い果実(み)が落ちてくるのを
口を開け 待っているだけ
くだらない噂 真に受けて 唾を吐きまくるドンキホーテ
笑われてるってことも知らないで 醜い裸(すがた)を晒す
振り回してるナイフは いつかすっぽ抜けて
その胸に刺さるだけなのに
こころ許しあった...Silly Bump!!
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煤けた羽ひろげた天使が 今日もどこかで嗤(わら)う
ただ儚く消えゆく生命(いのち)を じっと見下ろしながら
跪いたまま 見上げる空
あなたを連れ去る飛行機雲
永遠に変わらないと思っていた日々を
何も言わずに引き裂いた
吹き消されるべき蝋燭なら
いくらでも 他にあったはずなのに どうして
それが ...天使も聖者もこの街にはいない
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赤から緑 青から黄色
音もなく リズム刻みながら
儚く踊る 欠片の彩(いろ)は
不確かに続く 人生(ひび)のようで
世界は kaleidoscope 曖昧にそのかたち変えてゆく
見つけた理想も 一瞬で壊れては消えるだけ
映し出される すべてのものを
逆さまに描く 鏡の中
真実なんて どこにもない...Kaleidoscope
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朝の陽射しが遠慮なく じりり 右の頬を突き刺す
眠い目こすり振り向けば 駅のロータリーの上
入道雲が 手招きの形で笑う
青い空を眺めてたら くらり こころの奥が揺れる
ホームの幅をいっぱいに 埋める行列すり抜け
気づけばガラガラの座席 腰かけていた
たまには 下りの電車に
乗ってみたっていいでし...下り電車に乗ろうよ
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いつも私のことを考えてると
マジメな顔で あなたは言うけど
週の終わりに 一緒に過ごすだけで
わたしを全部 知ったつもりなの?
「君の好きにどうぞ」なんて
そんなの好みじゃない
紳士のフリして 気取らないで
どのみち ガマンなんて デキるわけがないわ!
ドレス破り捨てて 今ここで見せてあげるわ
...Nude
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机の上の 古びたフレームの中で
佇む君はいつでも あの日と同じ笑顔のままで
カレンダーめくるそのたび 君が遠くへ
離れてしまう気がして 泣いてた夜もあった
あの時わたしを 包み込んだ雨が
今はわたしのそばにいる 他の誰かを包んでる
だけど 悲しくはないよ 君のそば行けるのなら
ひとりぼっちの真夜中に...Kiss Me, Hold Me -きっと君に、ずっと君と-
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守りたいものは この胸の中にある
静かに眠る そのかすかな鼓動 抱きしめ…
誰のために 私は生きているのだろう?
迷いがこの身を 孤独の海へと沈めていく
何のために 私は死んでいくのだろう?
求めるほどその理由(わけ)は 掌からこぼれ落ちて
(I wanna save somebody, eve...Tear The Fear
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駆け抜ける道のその先に
何が待っているのかも 知らずにいた
目を閉じて 飛び込んでいけば
導く声 聴こえると 思っていた
痛くなるほど 伸ばした腕で
太陽さえつかめる日を 信じていた
追いかけた夢に 裏切られる日を
待っていた わけじゃないのに
宙に浮くままの 戸惑いはいつか
太陽に撃たれて...Fallin' Down -太陽に撃たれて-
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僕は元気です 僕はここにいます
穏やかな春の 陽射しに抱かれながら
二人で見てた 一目千本桜
川面に吹く風 どこまでも優しくて
僕らの時間(とき)を 約束してくれてた
あの日揺れてた 桜のように
今の僕は 今の君は 咲き誇れているかな?
タンデムで走った 松島の海沿い
踊る風を 浴びて二人 何も...【コラボ枠投稿作】 I'm Here
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汗と埃とオイルの 匂いしみつくガレージ
シャッター開けた瞬間 また新しい週末
眩しい朝の光が その始まりを告げるの
冷えてるエンジン 火を入れて回せば
ほら 聴こえるでしょう? 鼓動が
いつもずっと夢見ている 胸ときめくゴールを
怖いモノは何もないの 嘘じゃないわ ホントよ だから
いつかきっ...Go!! Mighty Girl!!
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時代を忘れた 古いひとたちに
押し出されてしまっても
きみはきみのまま うずくまらないで
違うドアから 乗り込めばいい
ひとりで見た夢も 僕とならばかなうから
今すぐ手と手をつないで ここから踏み出そう
青い青い空を その瞳の中につかまえて
どこまでも駆け抜けよう 足が止まるまで
全力なら ほ...Higher And Higher
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いつでも隣にいる そんな僕らはいつか
気がつけばお互い 夏の夜の魔法にかかってた
きみは僕を見つめて 僕はきみを追いかけ
ベガとアルタイルのように ひかれあっていた
ただ 一緒にいるだけで すべてうまくいくと
きみをずっと 守っていられると思っていた
変わらずに めぐる星座(ほし)が
幸せに 導...プラネタリウムで逢いましょう
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指先に絡まる旋律(うた) ドレスのようにまとって
わたしは踊り続けた 来る日も来る日も
視線のすべてが 喝采のすべてが
頭上はるか降り注ぎ ティアラに変わる
でもその眩しい 輝きはいつか
触れることもかなわずに 砕けて消えた
12時の鐘の音(ね) 待つこともないまま
その響...ふたりのシンデレラ
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真っ白な世界に すっと伸びてく道
光のかけら舞い散らせ 踊るように歩いた
降り注ぐ拍手は すっと胸にしみて
私がここに生きている 意味を教えてくれた
遠回りしながらも たどり着いたこの場所まで
導いてくれたのは 顔さえも知らない誰か
夢のような時間ほど すぐ終わるのはどうして?...Dreams Are Still Going On