ロレロの投稿作品一覧
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スノウケイク_OffVocal
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今日は何かの記念日
彼方此方で配られているお菓子
ペローに出てくるみたいな頭巾で
「おひとついかが?」なんてね。
何のために祝うのか皆
理解していないようだけれど
本末転倒 勘違いだって
楽しければ良い国民性
そんな私にも 一つ下さいな
甘くて白い雪のようなケーキ...スノウケイク_歌詞
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馬鹿な狼のー。
僕は異端者さ
爪も牙も恐ろしく濡れ輝いているが
中身はただの臆病生肉
草を食む姿がお似合い
【Lamb】【Beef】【Venison】
【Lapin】【Pork】【Chicken】
ありとあらゆるご飯を前に
吐き気が止まない 争いは嫌い
どうか避けて通れるように生きたい...狼被り
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狼被り_off vocal
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夜明け
ムクドリの群れ
やけにバスは揺れている
錆びたペグのギター
読みかけの本
荷物が多すぎたな
不意に美しいと感じて
過ぎゆく景色に焦る
未だ何も撮っていないカメラ
取り出して構える...オンボロバス
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オンボロバス(off vocal)
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ジャムを煮る音が下から聴こえた
だけど芳香は漂ってこない
屋根裏で独り 膝を立てて
今日の晩御飯なんだろうと
窓の外を見た
鯨が跳ねていた
地面は【gentlemen】の傘で埋まり
大鋸屑の雪がはらはら降っている
月を削ぐ寡黙な黒い巨人
ああ怖い ああ怖い...途轍もない恐怖
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途轍もない恐怖(off vocal)
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うろんなディナーに招かれた
客は疎らで 薄暗い店
席について 指を鳴らすと
醜くて 良い匂いのする料理が
運ばれてきたのだ
ナイフ フォーク スプーン
如何にして平らげよう
皿の上横たわる
苔生した僕の人生
刻んで刺して潰して...ナイフ・フォーク・スプーン
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ナイフ・フォーク・スプーン(off vocal)
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健全な体があるのに
開けっ放しの蛇口は絞めたくなるのに
どうしてだろう
絶望している
寂しげな話題は避けたのに
何度も降りる駅は確認したのに
どうしてだろう
堂々巡り
緑の絨毯に寝転んで
誰よりも能天気な雲に名前をあげた...名前を付ける仕事
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名前を付ける仕事(off vocal)
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全てを知れる 何も解らず
一人に世界は ひとつだけ
全てを繋ぐ 切れやすい糸
世界に一人は ひとつだけ
光る窓が囁く
嘘を本当のように
だから僕は迷うんだ
棄てるべきかを
彼らは行ったよ 風の形をして 消えて
きっと 僕が諦めた明日の世界に...レアリテ
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寝台はもう
折れてしまった
君の夢の重みで
時計は怒鳴る
怯えるように
花瓶も水槽もまだ覚めない
眠るように死ぬのは
とても恐ろしいことだよ
もうこれ以上毛布を被せないで
オルゴールを止めて話をしよう...まどろみのうた
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辺境の街 クラッカーの音
少年の担ぐ 箱は増えた
雨垂れの光 指差しで確認
蝶番弾き 日帰りの冒険
カブトムシ 追って見つけた
それが何なのかは よく分らない
埃かもしれない
鱗かもしれない
涙かもしれない
祈りかもしれない...星採り網
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レアリテ(off vocal)
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まどろみのうた(off vocal)
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星採り網(off vocal)
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フリークスマーチ (off vocal)
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マーチは揺れる
火を掲げる
靴を鳴らす
鋼の芝生
街は燃える
我らの手で
向かう先は
知らない場所
死なない場所
奇妙な行進始まったほら...フリークスマーチ
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深い夜のクインテット (off vocal)
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神様 (off vocal)
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the dust song (off vocal)
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君が生まれた時を
良く見ていない
君と離れた時も
良く覚えていない
ただ、思い出すんだ
それは、哀しくて
本当に起こったのか
まだ分からなくて
左手で優柔に
積み上げた嘘...the dust song
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祈らなくても 消えるよ
泥まみれの飴玉 洗おう
光っていた
それは知っている
悲しかった
それも知っている
何でも知っているさ
神様だから
例えば
地球の中にある黄金の街...神様
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終わること
考えていたら
全てはもう
始まっていて
眠ること
考えていたら
考えること
考えていて
寂しくなって 窓を見た
タンバリン奏者が やって来た...深い夜のクインテット
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あんたら腹が減ったら
飴を舐めりゃいいよ
砕かないように舐めな
色が変わるやつだから
遠くの街で暴動さ
この飴一つで戦争さ
あたしゃ関係ないけれど
酷い話だね
先回り 電柱の陰で 強請るのは紙芝居
ほら 空から空の包み紙 大盛況...良い色の飴
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良い色の飴 off vocal
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【IA】 闇
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RANAのテーマ
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さぁ、戻ろう。
あなたを匿う家へ
梟はやがて知らせるよ
在ってはならないモノが在ると
厭な風が吹いて
ここもやがて枯れてしまうんだ
不可思議な芽
水を遣ったのは誰?
それは神様なんかじゃない
僕は祈った...聴けない森、見えない兎
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聴けない森、見えない兎
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頭を垂れたチューリップは
涙を数滴落下させて
それが地面に当たる刹那
爆発するimageを浮かべ
世界を憎んだけれど
銃の撃ち方も知らなくて
弱いものを嫌ったけれど
それは自分だって知っていて
朝が来た
クラゲに刺された明晰夢...ゆらり
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ゆらり off vocal
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ばいばい 蒼い氷
鯨に呑まれてきな
澄んだ水の底辺
もごもごもごもご
殻を無くしても
きみの名前忘れない
こんなにも奇麗だから
いつも苔と踊って転ぶきみを
愛していたいよ
今も寝起きの姿のまま...もごもご
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