タグ「応募用」のついた投稿作品一覧(7)
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ねえ あの指切り 今もまだ覚えてるの?
背中合わせのあなたは小さく笑っている
私の指は行き場もなくあなたへと
覚えているよ 指を絡めあなたは答える
本当?
愛だとか恋だとか そんな言葉で私のこの気持ちをまとめてしまわないで
こんなに溢れだしそうな名前もない感情を持ったのは初めてなのよ
ねえ 不安なの...明けない夜
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切ったばかりの髪を少し気にしながら 麦わら帽子をかぶる
向かうのはあの潮の香りの先へ 夕焼けが照り返している
火傷をしたような 服の跡 なぞるように蜩の声がしてる
砂浜に流れ着くシーグラス手に 一人夕日を眺めている
さざ波の音は 耳をくすぐって 気持ちは昂る
砂の上に書いた愛の言葉は 波にさらわ...海に恋する
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この世に渦巻く 理不尽を知りながら 愛の居場所を 探し始めていたんだ
僕らは世界の言いなりにはならない 何もいらないから これだけは
叫べ
愛を知って 哀を知って まだだよ もっと頂戴 もっと頂戴 まだ足りないんだよ
半端な愛ならごみ箱に捨ててしまおう
本当の愛はどこにあるの
この世に渦巻く 理不尽...アイのかくれんぼ
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空に浮かんでいる 紅い月の下 街だったものがそこにはあった
ここで生きた証 あの手の温もり 瓦礫の中に葬られていく
僕だけがいるこの瓦礫(まち)の中で 僕がいる理由がどこにもなくて
何度失えばいい? 何度叫べば取り戻せるの?
答えはないって 分かってたよ 月明かりの中
手に握っていた 力の証明が 零...Power of Sword
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黒く光る円盤 針を落としたなら
ゆっくりと回り出す目の前にあの頃が流れる
ノイズが混じるのも きれいな音も全部私の音楽だから
聞きもらさないように大事に聴こう
どこかに行った大切だったもの なくなった分今を愛せるように
私だけのものの中は変わっていくものと
これからもずっと変わらないものであふれ...Recording History
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何処からか哭いた(ないた)自己愛の塊が 噴き出して僕の精神を蝕むんだ
人は皆(みな)自己愛に酔って歩いてて 他人(ひと)の上踏んでもまるで知らんぷり
欲しいもの 廃棄物 色々あるけれど 僕が今欲しいのはインチキのナイフ
翳しさえ(かざしさえ)すれば皆(みんな)は足の下 手を汚しながら 人を切り裂いて...Complex Heart
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自転車で風の吹く丘を駆け下りた キラキラ輝く君に早く会いたかったの
少し曇りそうな空も あなたがいなかったことも 全部この空に溶かしてしまいたくてあなたを探していた
真夏の太陽抱きしめて 僕は 輝く君を追いかけてた ほら
真夏の太陽追いかけて 私はあなたを探しているから 待ってて
大きくそびえる入道...真夏のプリン(仮)