タグ「応募用」のついた投稿作品一覧(11)
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赤く染まる空の下 蝉の叫ぶ声聞きながら
貴方はサヨナラさえも告げず 遠い場所へ旅に出てしまった
どうして今までは 愛してたのに
どうしてこれからは 離れ離れなの
貴方にもらった手紙も 二人で写した写真も
終わった悲恋の記録を 跡形なく燃やして
貴方と過ごした日々に 遺る思い出の宝物を
一つ一つ火の中...火想
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ゆるい温もり 囁く君の声
逃げ出さないように 手を繋いで
ほら 重なる指先から 触れ合う肌と肌から
震えてる想い達 溢れ出して 今世界揺らし響いていく
いつから 熱はまだ冷めぬまま
夜空で照らしてた 少し欠けた月を
映した水面に この手を伸ばした
どれだけ足掻いても 届かないとしても
諦めきれずに ...水面のムーンライト
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いつか 遠く飛ばした手紙を まだ覚えてる
青く澄んだ空を見ていると 思い出すあの日
僕が一人 机に向かって 書き散らした言葉
他の誰にも見せずに
飛行機 折り紙 屋上から投げた
君へ送るはずだった手紙は
いつもこうして 届かずじまいさ
僕の想い乗せ飛んだ
紙飛行機は まっすぐ白い軌道描く
僕がいつか...トラベリング・レター
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終(つい)の世界に堕ちた 空と大地の狭間
溢れていた潮騒
聴こえて 来ないよ
君の 姿も
凍てつく刻(とき)へと蔭(かげ)りゆく
予定された終末 下弦の月も消えて
黙示録の夜へと
歩みを 進めた
誰も 来ないさ
墜ちてく砂の中溺れていく...終のエクソダス
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今ほころびだした小さな花 春の靄(もや)にかすれた日々
ほろりほろりと頬を濡らす 水滴に溶けた
あの時
君と僕繋いでた 桜色の糸
絡まったその先に 何かあると信じて
いつの日か訪れる 光を待ってた
続く未来 疑いもせず
また思い出してる君とのこと 薬指に結んだ糸
纏わりついたその先には もう誰もいな...桜色の糸
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少女は夢を見ていた 雪のように儚い希望抱いて
強く羽ばたく鳥 その翼に憧れ空をあおぐ
いつも終わらない争い 凍る心は融けることなく
見上げてたコバルトブルー ここにはない光があるはずさ
非力の少女には 逃げ出すための羽なく
この世界を捨てて 飛んでくことはできないけど
いつかその手に 空へ向かう力宿...Flutter
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くだらないリアル溶かす ネオンライトの中
そう退屈なだけでつまらない制服も着替えて
ダウンタウン行き電車 怪しい露天商
きらめくスクリーン映す ボクたちの姿
ネットの中の陰謀探る少女はボクらButterfly
盗賊なんてちんけな奴らと一緒にしないで
ひらりひらりと踊る蝶は優雅に頭を使う
ボクらに狙わ...サイバネティクスの蝶
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静かで深い森にあるお城 今や人は住んでいない
時間を止めた微睡みの夜 月の光城を照らす
古くからの素敵な魔法 妖精は目を醒まし
忘れ去られた音を奏で 一人きり踊るよ
さあ 妖精の舞踏会 お相手はわらほうき
壊れていた時計も 今夜だけは動いた
フォークと椅子の打楽器鳴らし サヨナキドリ唄を歌う
鏡の中...妖精舞踏曲
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万事の原始に広がる カオスの海の中から
こぼれ未来つづった 空の光
天道あまかける軌跡は 黄道十二の巡り
因果の歯車刻み 星は廻る
アリエスの瞳煌めき 昴秘めたタウロス眠る
謀る双子ジェミニ 糸を断つはキャンサー
届かぬ世界未来の夢を見て巡る
人の歴史を示せるか アストロロギア
導きのアカシャ
惑え...天体のアカシックレコード
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大きな城に住む うら若きお姫様
国民の信頼 一身に集めてた
されど平和な国でも 怪物に目をつけられ
勇者だけに頼れない 姫も武器をつかんだ
国に攻め込む 敵の数 幾千万(いくせんまん)
勇者パーティー たった六人の仲間
休む暇なく 魔物たち襲い掛かる
エースプリンセス 姫は先陣を切った
今まではみん...エース・プリンセス
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子供のころ目の前には
明るい世界広がってた
いつの間にか大きな壁
つまづいて動けない
君はただ打ちのめされてた
勝てやしないなんて繰り返す
でもね
これからも先はある この道を歩むのでしょう?
立ち止まってもいいんだよ もう一度進むために
されど空は曇りのまま...my recollection