タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(23)
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彗星の尾に 小指でそっと結んだ
遠くにいたって忘れないよう歌った
屋根の上で風を見てた鳥も
いまはどこか眩しい青を渡る
見つけたもの 失くしたこと背負って
僕らはずっと 僕らのまま行くんだ
笑っていても 泣いていても 知らない顔で
明日に向け 世界はただ巡っていく
これまでも これからも 分からない...【コラボ】in due course
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果てない夜、軌道を辿る。
道標はキミの通信。
空はドコへ 解答は未だ 見付けられずに
星の隙間にあるはずのピースを探す
一筋の光 なぞり笑う指先に
ここから歌うよ 僕だけの知る信号
記憶も 永遠も 詩も 音もない宇宙を
色付けるそれは 小さな、ひとつの想像。
消える指標、軌道の途上。
通信未だ確立...【コラボ】 リトル・リトル・サテライア 【曲つきました!】
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つまらなく過ぎて行くだけの日を
世界を 変えるような何かをずっと
夢とノートに描いていた
はじまりは鱗雲 平凡の真ん中で
耳の端を掠めた 期待を追い掛けて探すの
例えば 空を行く舟とか
話す鳥や 星から来たキミを
褪せた表情した 五分前の風景が
きらきら瞬く そのときに
つまらなく過ぎて行くだけの日...【コラボ】 ペイントミライ 【曲つきました!】
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君の孤独を想うとき
そっと夜空は口を明ける
コンクリートの罅 雨垂れの残花
そして爪先に触れる涙
君の心をなぞるとき
しんとした空気が月を洗う
また一度冷えて 鋭くも白光
僕は行き違う 架線の下
釣鐘草が鳴いた 窓には空想
喧嘩したすぐあとで どうして笑っているの...【曲募集中】 シュルテの挽歌
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押し黙った街灯 目指すポッケはどこ
つまらない歩幅なんか白く埋めちゃおうよ
息は冷えて しんと煙るだけで何も
繋がらず溶けてばかり 嫌になっちゃうな
星が泣いた日のこと 探す合の言葉
不確かな距離感はひどく温かくて
君の声がふっと 擦り抜けていく雑踏
見付かりたいそのくせに 紛れ込んでいった
誰の鳴...【コラボ】 クローク 【曲つきました!】
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お気に入りは巻末
拙い経過は読み飛ばして
何とか締めくくった
綺麗な終わりだけを夢に見た
紙の本は嫌い
鋭利な頁がときどき
この弱い指先へ
牙を向いて痛く駆け抜けるから
跳ねて光る背景 転ぶことのない車輪
そんな無垢に焦がれた 幼い微睡み...【コラボ】 サークルアクス 【曲つきました!】
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赤いリボンの口を開けて
苹果の味は食べなくちゃ分からない
齧れば何か聞えるかな
破れた甘い約束や苦い夢
本当のことは知らない
白々と雪の様に踊るだけ
今宵も
一つ願いをかけて飾る
街は硝子の作り物だけれど
その目に流れる星は...【コラボ】 Ornament 【曲つきました!】
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初めて乗せた夢は すぐそこに呆気なく落ちてった
機体に付けた折り目も大失敗 裏目に出ただけ
泣くことも 笑うのも
出来ないまま 黙って見ていたんだ
放ったときは こんな羽でも
高く飛べる そう思ってたんだろう
誰の声も 置いて行くほど
先へ 先へ届くと まだ
何度か乗せて気付けば 周りは大人になって...【コラボ】 フリーフライター
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息を吐く 透明の流氷のあいまに
映り見る星空は 何も語らない
流れ着く 幾つもの気球の欠片
誰の居た面影も 雪に滲んだ
昨日も今日も明日も変わりはなく
冷えた空 星も凍った北極点
ポーラーベア、
きみによく似た白い朝に
僕は、ただ眩しい恋を知った。
夕映えに沈みゆく 青い飛行機...【コラボ】 気球ティアと白の朝
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新しく便箋を用意するのも なんだか気恥ずかしいので、
いつかの私がそうだったみたいに 無愛想なノートで送ります。
君はあれから元気ですか?
私はいろいろとそれなりで居ます。
久しぶりに手紙を書いたのは、
すこし自慢したいことがあるからです。
君とさよならしてしばらく、
私はぽろぽろと泣いたりしました...【曲つきました!】 ステーショナリー
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お日さまが ほどけていく
軽やかな羽音を 拾って
もう一寸 聞いていて
ポンデローザ揺れる窓辺
薄味のセカイ ”足りない”探し
甘く実った 恋の一さじ
優しく立ち上る
融銅色のスープに 思い出す君は
あの朝もそうだ、歌っていたっけ。
こっそりと覗くガラスの向こう...【応募採用】 黄いろのメモワール 【曲つきました!】
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きらきら光るビー玉かと思ったのにな
キミの目こぼれた涙の粒だ
”雨降り空は猫のせい”
いいがかりいい加減にしてっ!
ラブラブなボクらにヤキモチですニャ?
ため息ひとつ こぼす君のほっぺたを
ボクらが舐めても きっと止まないんだろうな
ガマン比べに駆け引き 人間様の恋は色々
胸のあっちこっち 引っ掻か...【応募用】 rain cats and dogs(仮)
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口を閉ざせば 傷つかなくていいの
心を開いたら素直になれるの
夢はいくらでも君に見せられるけど
それだけじゃ どこか寂しい気がするし
毎日 星は消えていって
隙間だけ増えていく
変わりない、生活。
思ったより ずっと苦い空気の中で
いまにも消えそうな 花の色に触れていたかったんだ
残照にひかれて 薄...【コラボ】 jasmine 【曲つきました!】
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それは パッとした衝動で 赤い赤い夕焼けを見たので
お約束みたいにカラスが 横一列
君と眺めてたいな
それも はっとした瞬間で 青い青い流星を見つけて
ダメで元々と願いを かけたけど
君と一緒がよくて
居なくても 端々に 映る姿はどうしてだ? って
分かってはいるんだけど
ありきたりじゃ嫌な つまら...【曲つきました!】 プレタポルテ
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冷蔵庫の中のサカナと目が合ったら
きっと 僕は死んじゃうから
凍えないよう包まった この嘘が
融銅色に 混じる前に
スキムミルクのタイムリミットで
きっと 忘れてしまうから
冷たい空気に投げ込んだ 真っ白に
ため息のように 解けて、いけ。
ふわり ふわり ベランダから
濁った虹彩が小さな刺を 伸ばし...【曲募集中】 サカナの世界で僕は死ぬ
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掬い損ねた アイスクリームがぱたりと
ミントの水たまりを作る
耳を抜けてく ツンとした青い香りは
チョコにも薄まらない きっと涙かな
雨が降って 窓は閉め切りで
枝揺らす 鳥の口笛も今日は聞こえない
まだ まだ まだ
冷めてくれない心と
鮮やかな思い出も この蒼に染まれ
ただ ただ ただ...【曲つきました!】 ロスマリン
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もう白くもなくなった こんな冬の日だってね
街中を塗りたくった いくつの幸せ模様
きらきら 痛いくらい眩しく光るのは。
サンタさんのフリをして おもちゃ選ぶ二人と
その先でお化粧した ネコの飛び出す絵本
ちかちか 眩むくらい眩しく光るのは。
暖炉に明かりも灯せないひとりぼっち
目一杯 騒ぐも気が乗ら...【コラボ】 シングルベル 【曲つきました!】
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澄み落ちる
淀み忘れるほどに
朽ち渡る呼吸
見守ろう せめて
空に触れては
不意に浮かび上がるようで
大気閉ざせば
わたしを待つ排他、深淵
水木の縁で傍観遊び
「往かない」「還る」もう飽き足りた...【コラボ】 アケルナル
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空を超え 会いに行くよ
スニーカーに乗り込むのは
浮かびそうに軽いこの体
小瓶の中 隠した星
君へ導く羅針盤になれ
寂しい夜に見つけた 優しさの降る場所
いつかこぼした涙の跡なんてさ 右足で蹴って
どんな壁だって超えて行くよ
君が届いてくれたときのように
泳いできた軌跡 辿ったその果て...【応募採用】 Rocket Girl 【曲つきました!】
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蹴り飛ばされたあの窓 壊すことがなかったら
セロ弾きとかっこうはどうしていたのでしょう
トォテテ テテテイ、やり直しはそのまま
ただひとつ違うとするなら 涙を拭う羽だけ
かっこうはいつだってセロ弾きの肩に寄り添って
月の出た夜には二人ドアから飛び出して
いまだ 見たことも聞いたこともないような
ドレ...【曲を付けて頂きました】 セロと小鳥の幸せのうた
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まるで軽薄 擦り切れそうな“本当”しか見つけられない
蹴り崩す塔から 飛び散ったは気休め
囲う街 築くは 解れ糸で縫い合わせた言葉の、
幾許も無いような残りの幾何学と
四つ角の物差しで さぁ謀ってみせてよ
増えたような素振りで消えた影の数も
時計の針に絡めて その場しのぎがいいの
まるで重厚 工場の...【コラボ】 共線の踊り場にて 【曲つきました!】
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[A1]
翼のその先まで 黒く染め上げられたのは
もうずっと途方もない 昔についたひとつの嘘
[A2]
そのとき羽根は銀色 きらり眩しく光っていた
言葉が不細工としても 確かに話も出来ていた
[B1]
あの日に見たのはまぼろしではなく
まして嘘など吐くはずもないでしょう?
[S1]...【曲付けて頂きました】 crv 【烏座】
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笹の葉の香りと 舞うカササギの群れ
憂鬱の七月は 懲りもせずに
遠く離れた星から的外れ勘繰り
川を挟む二人は 背を向け立っている
作り話はいつまでも空想のまま
芽生えぬ想い これ以上距離が縮まることもない
終わりを感じないのは
始まりが来ないから
名前も知らないままで
どうして恋など出来よう...【応募用】 ほしあい 【採用!】