作品一覧
その他
オンガク
黄金色も過ぎ去った木の葉と 眩むような夕暮れに手を振れば 次へと移るはずの季節が今 幕をとじた 風が吹くたび奪われる桜の下で 薄れる 自分の影も あの場所も 頼りは記憶だけ 行くあてもなく旅に出て 鮮やかに咲く世界を見た 切なすぎるね こんなことしたって消えてくのに すべての色彩が 涙と零れた...
目から零れた色彩