タグ「KAITO」のついた投稿作品一覧(65)
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注意:実体化VOCALOIDが出て来ます。
オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイ風味が入って来ると思います。
苦手な方はご注意下さいませ。
ぼんやりと意識が浮上してきたカイトは、両手にあるぬくもりに思わず頬を緩めていた。
手放したくなくて、手を伸ばして、つかみ...時を経て・3
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「あーもうっ、あの子たちったら!」
居間にずかずかと入りながら盛大な愚痴をこぼすメイコに、ソファで楽譜を眺めていたカイトは視線を向けた。いたずら好きというよりお祭り好きな弟妹たちが何かやらかしたのだろうなと見当をつける。
空気に冬の名残が色濃い四月一日、窓の外からは夕暮れの日差しが忍び込んできて...四月一日。
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深く息を吸って、吐いて、気分を落ち着けて。
何度も躊躇いながらも、意を決してカイトの部屋のドアをノックすると、はぁい、と普通に返事があった。私がそっとドアを開けるとベッドに腰かけて笑っているカイトが目に入る。いつもの衣装……白地に青と黄のアクセントが入ったコートを着たままだ。既に衣装から着替えて...祝福を【カイメイ・KAITO誕生日】
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時が流れていく。
最初は私、「MEIKO」だけだった。この国の言葉を歌う存在として生まれ落ちて、ひとりで歌い続けていた。声を響かせて歌を聴かせて精一杯歩んで。
やがて、私の歩いた道の後をついてくる影は、ひとつ増え、ふたつ増え、道が広がって、みっつよっついつつむっつななつ……。今やいくつになった...君と永遠に【カイメイ・MEIKO誕生日】
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【注意】
・独自設定でちょっと暗い雰囲気の中を突っ走っています。
・「年長組」のふたりであって「カイメイ」ではありません。
大丈夫な方は、どうぞ「前のバージョン」へお進みください。
甘いお菓子【年長組】
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細い細い月と、きらびやかな星たちが、深い藍色の夜空を飾っている。
街灯も少ない川辺で、僕、カイトは、メイコさんと並び立って、空を見上げていた。
「綺麗ね……」
メイコさんの感嘆の言葉につられて、僕は目線を空からメイコさんに移した。
サイド部分を少しだけ取って束ねた栗色の髪。ほとんど光のない中...星空の下【カイメイ】
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「メイコさんっ」
五月五日の昼食後。居間で食事を終え、部屋に戻ろうと廊下を歩いていたところ、唐突に背後から呼び止められた。
「カイト?」
駆け寄ってくる足音に振り返る。声で分かった。呼びかけてきたのは青い髪の「弟」だ。私の間近で足を止めて、じっと私を見つめてくる。
頭ひとつ高い「弟」のカイトを...メイコの日【カイメイ】
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注意:実体化VOCALOIDが出て来ます。
オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイです。
苦手な方はご注意くださいませ。
オルゴールに入れられていた鍵は、多分きっと間違いなく、…メイコさんの自室の合鍵だ。
紫苑さん所有のこの家は部屋数が多くて、僕ら六人にそれぞれ個室が...名前・6【KAITO誕生日】
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注意:実体化VOCALOIDが出て来ます。
オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイです。
苦手な方はご注意くださいませ。
とはいえ、紫苑さんの誕生日をどうやって祝ったものか。少し考えを巡らせ始めた時点で、ふわりと声がかかる。
「そういえばカイト」
「何ですか? 紫苑さん...名前・5【KAITO誕生日】
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注意:実体化VOCALOIDが出てきます。
オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイ風味です。
苦手な方はご注意くださいませ。
僕らのマスターは、…変なところばかり僕に似ている。いや、僕の方が、マスターの変なところばかり似たのかな…。
ついつい強がってしまうところとか、...名前・4【KAITO誕生日】
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注意;実体化VOCALOIDが出てきます。
オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイ風味です。
苦手な方はご注意くださいませ。
「メイ姉呼んできたよーっ」
「皆、おはよう。遅くなってごめんね」
リンちゃんがメイコさんを連れて居間に戻ってきた時には、僕の涙も何とか落ち着いて...名前・3【KAITO誕生日】
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注意:実体化VOCALOIDが出てきます。
オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイ風味です。
苦手な方はご注意くださいませ。
僕のマスターの元には、僕を含めて六人のVOCALOIDがいる。鏡音リンちゃんと鏡音レンくん。それから、初音ミクちゃんに、巡音ルカちゃん。
そし...名前・2【KAITO誕生日】
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注意:実体化VOCALOIDが出て来ます。
オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイ風味が入って来ると思います。
苦手な方はご注意下さいませ。
「もう、お前は必要ないよ」
穏やかな僕のマスターの声が響く。男性にしては少し高め、でもとても耳に馴染む声。…紡ぐのはとても残酷な...名前・1【KAITO誕生日】
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ちびめーこのプレゼント【KAITO誕生日】
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注意:オリジナルのマスターが出張っています。
カイメイが背景にあります。
苦手な方はご注意を。
「39度5分。完全に熱ですね」
ここは僕のマスターの部屋。机に本棚にベッドに椅子。白を基調にした非常にシンプルな部屋だ。
ベッドの傍で椅子に座って、やっとの思いでベッドに寝かせて布団に...音よ届け
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「いっそヴェールも準備してもらえば良かったかな」
私の部屋まで迎えに来て、ドレスを着た私を見たマスターの第一声が、それ。思わず顔が赤くなって…抱き締められたままだったからついついカイトのコートに隠れようとする。カイトが小さく笑ってコートで私を包んでくれた。
「淡い水色ですからね。ウェディングドレス...トクベツ・後編の後【MEIKO誕生日・カイメイ】
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注意:ひたすらカイメイです。
実体化VOCALOIDのお話です。
独自設定をはじめ、ちょっと色々とやりすぎた感があります。
それでも読んでみる、という方は、前のバージョンからどうぞ。
お菓子と悪戯【カイメイ】
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注意:オリジナルのマスターが出張っています。
微妙に続編っぽい? です。
苦手な方は閲覧を避けて下さいませ。
細い月ときらめく星。冷えた風が秋を囁いている。眠る町は静まり返っていた。
いつもを過ごす家から少々歩いたところにある川べりの土手に、こんな時間に『家族』と共に来たのは、こ...流れる星
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注意!
・『もうひとりの。』前提で書かれています。
・性転換亜種の名前が出てきます。
・独自設定がかなりあります。
・オリジナルのマスターが出張っています。
・ひたすらカイメイです。
以上、宜しければ前のバージョンへどうぞっ。
【亜種注意?】もうひとりの。おまけ
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注意!
・性転換亜種がいます。
・独自設定がかなりあります。
・オリジナルのマスターが出張っています。
以上、宜しければ前のバージョンへどうぞっ。
【亜種注意】もうひとりの。12
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注意!
・性転換亜種がいます。
・独自設定がかなりあります。
・オリジナルのマスターが出張っています。
・ひたすらカイメイです。カイトとメイコが出ていなくてもカイメイと言い張ります(何)。
以上、宜しければ前のバージョンへどうぞっ。
【亜種注意】もうひとりの。5
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注意!
・性転換亜種がいます。
・独自設定がかなりあります。
・オリジナルのマスターが出張っています。
・ひたすらカイメイです。カイトとメイコが出ていなくてもカイメイと言い張ります(何)。
以上、宜しければ前のバージョンへどうぞっ。
【亜種注意】もうひとりの。3
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注意!
・性転換亜種がいます。
・独自設定がかなりあります。
・オリジナルのマスターが出張っています。
・ひたすらカイメイです。カイトとメイコが出ていなくてもカイメイと言い張ります(何)。
以上、宜しければ前のバージョンへどうぞっ。
【亜種注意】もうひとりの。1
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いらっしゃいませ めーことかいと
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「うわ…っ」
弾け飛ぶ夏にカイトが目を見開く。マスターの笑みが深まる。
「レンくんの声…だ…。…リンちゃんも歌ってる…。すごいなあ…」
「とうとう花開いたね」
幸せそうに呟くマスター。
カイトも幸せそうに愛すべき弟妹の歌声に耳を傾けた。
いつしか、その足がリズムを取り、小さく音を紡ぎ始める。...夏の花、開く時 9
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レンを信じている、というマスターの言葉を聞いた瞬間、リンが身体を震わせ、目を見開いた。
「えっ…?」
思わずもれる驚きの声。カイトが首をかしげ、マスターが唇をほころばせる。
「なんで…?」
「リンちゃん?」
リンには聴こえる。耳に、ではない。空気の振動で聴こえているのなら、カイトにもマスターに...夏の花、開く時 8
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「あの、マスター…」
「ん?」
「花って、どういうことなんです?」
マスターの自室。
レンが家の中に戻るのを見届けたマスターに、見つめていても返答がないことに気付いたカイトが問いかけた。
「お庭の夏の花は、もうだいぶ咲いてますよね?」
「情緒がないね、お前は」
「この場合、マスターが分かりにくい...夏の花、開く時 6
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マスターは、自室の隅でうずくまる姿を気に留めながらも、椅子に座って読書を続けていた。
昼間に部屋を訪ねてきて以来、そこから動こうとしない。
窓から吹き込む風はじっとりと重い。
一雨来るかな、と本から窓の外に目線を向ければ、…軽やかに走る緑と、華やかに前へ進む紅、そして迷い歩く黄金色が目に映っ...夏の花、開く時 4
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注意:オリジナルのマスター、実体化のカイトとメイコが出て来ます。
カイメイです。そして短いです。
苦手な方はご注意の程を。
「はい、メイコさん。これあげる」
そんな言葉と共にカイトが差し出したのは淡い水色の封筒。
「って、同じ家に住んでるのに、何で手紙?」
「んー、書きたかったから、じ...残る言葉【カイメイ】
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注意:続編です。
台所に飛び込む。テーブルについているマスターがきょとんとした顔で僕を見た。その手元には紙スプーンの乗せられたカップアイス。
「カイト?」
「こんな所に居たんですか…」
「まあね。何に焦っているのか知らないけれど、少しは落ち着きなさい」
笑顔でそう言われ、マスターの向かいの席につ...「誕生日」に思うこと 7
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注意:続編です。
カイメイです。苦手な方はご注意の程を。
「…ありがとう、メイコさん…」
歌い終えたメイコさんに改めて言うと、僕の肩口からメイコさんが見上げてきた。僕の顔を見てにこりと笑う。
「少しは浮上したみたいね」
「ご心配おかけしました…」
「たまにはこういうこともないと困るわ」
「…...「誕生日」に思うこと 6
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注意:続編です。
カイメイ風味です。苦手な方はご注意の程を。
僕にとって、誕生日は祝うものじゃなくて、…自分の生まれた意味を考え直す日だった。
「機械の僕らは、正確には『創り出され』てるわけだから。そう思うと、尚更、良く分からなくって…」
どうして創り出したの。どうして不要なのに、求められ...「誕生日」に思うこと 5
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注意:続編です。
カイメイ風味です。苦手な方はご注意を。
「ええっと、何と言うか…、まあ、落ち込んでたのは確かかな…」
「何にそんなに落ち込んでたのよ?」
とりあえずとばかりに言い始めると、柔らかく問い返される。
…メイコさんを納得させるには、やっぱり、この話かな。
この話だって本当のこ...「誕生日」に思うこと 4
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注意:続編です。
カイメイ風味です。苦手な方はご注意を。
「いや、…えっと…」
じっと見つめてくるその目線と、近付いてくるメイコさんの姿に耐えかねて、アイスに目を落とす。無意識的にそれをすくって口元へ運んだ。…何も言わなくてもいいように。
当たり前のように二杯目をすくった手をメイコさんにつ...「誕生日」に思うこと 3
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注意:続編です。
カイメイ風味(?)、苦手な方はご注意を。
あの日、皆が集った時。
誕生日おめでとう、と僕はがくくんに言った。…多分笑顔で言えたと思う。
かたじけない、とがくくんが返してくれた。…かげりなんて何もない笑みで。
他の皆も、それぞれに笑顔で、がくくんを祝っていた。
そのあ...「誕生日」に思うこと 2
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