タグ「和風」のついた投稿作品一覧(6)
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西武新宿降りたった途端 大粒の雨
煙草を捨てファミマに走る びしょ濡れのローファー
足元みてる矢鱈高えビニ傘
手ェ塞がンのもたいぎいし
なんかアタマはっきりしねえンだ
そうだジーン・ケリーでも気取って
きょうは一丁傘なしでいこうか
ドブの臭いの歌舞伎
あのキャッチも雨宿り
花道を往く TOHO前では...雨の夜 歌詞
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水玉の傘をたたんだ虹の下で
いまごろはあなたが何しているか空想します
ふたりどこか涼しい国へ逃げて
そこで暮らしませんか
浅葱色のハンカチからシャボンのにおい
草いきれ見あげればもんもこ入道
あのむこうパライソがあるとしたなら
それはもうとても素敵なことだと思いませんか
ふたり汽車で誰にも告げず
遠...涼しい国へ 歌詞
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舗道の落としものが足ばやになる正午
春さきの青空に鈍色の雲が
気象予報に叛いて晴れ模様がみるみる崩れてゆく
軒さきにかけこんで目があったあなたは美しいひとだった
俄かな雨がふたりつつんだ 季節のいたずら
しばしふたりは露にまみれて色ます花をみる
ほらふたりとも傘もなしに歩きだした Rainy day...俄か雨 歌詞
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まるで夢のような
満開の火花の下で
祭りばやしがきこえたとしたら
そこは折しも夏の夜
風が凪いだ刹那
神様がくれた合図
髪を切ってきた可愛いきみが
奇跡を信じるのなら
ほら目を綴じて
Baby それはきっと魔法さ...夜がはじまる 歌詞
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夜のベランダで歯磨き 夏が瞬いている
遠くの街から 祭りばやしが聴こえてくる
あの海ゆきの 露面電車のなかでみつけた
天使みたいなきみが この夏のすべて
いま映画みたいにぼくら スローモーションになった
シネスコのワンシーンが この夏のすべてなんだ
風鈴がきらきら 金魚はふわふわ泳いでいった
記憶の...この夏のすべて 歌詞
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金魚を浴衣におよがせて
騒然の街にくりだしていくの
どんちゃんさわぎ胸さわぎ
夜空に花火が「咲いた!」
こんがらがったこの街は
ねむらない、ねむれない街
あれ?いったい今夜で何夜目よ
おしえて夏の計画表!
キミとふたりでナイショのまじない
となえてあそんだあの夜がまだ終わらない...祭ばやしが終わらない 歌詞