静寂を切り裂く
突然の宣誓を
聞く暇もないまま 銃声が響く
狼煙はもう上がった
撤退はできない
平穏な幻想は 硝煙に消えた
わがままな感情と
衝動に任せて
その全て壊して 革命を起こせ



塵埃にまみれた仁愛を掲げた
シスターの届かぬ祈り

この世を憂いだ少女が嘆いた
あらがえないこの運命

また一つ途切れた鼓動
消えたその音がもう一度流れ出す

さぁ、行こうか


幼い少年ただただその手の
刀握りしめ曇天を仰いだ

戦乱に生まれた一人の貴公子
心を隠してその手を伸ばすの

隻眼の兵士は暴虐無人な
暗君の首に刃を突き立て

傍観決め込むふりした青年
拳銃片手に不敵に笑った



止まないこの喧騒に
うずくまり怯えて
耳を塞いでいた 僕らはもういない
わかってない、わかってる
理解りたくないけど
それでもこの道を進むとそう決めたんだ



あの子が欲しいの花いちもんめも
負ければ悔しいだけで

とおりゃんせこの道一方通行
逃げ場はどこにもないだろ

いつまで経っても正体不明の後ろの正面 かごめかごめ

さぁさはった 丁か半か 現かそれとも夢かのバクチに夢中で

空前絶後の強さを誇った夜叉でも神には勝てずに
勧善懲悪科された刑罰秋霜烈日ここらで終わりか

まだ僕はまた僕は何にもできない
誰かの誰かの泣き声どこかで響いているんだ



わがままな感情と衝動に任せて
無味乾燥な世界に 終末を告げる
今ここに確かに存在する証明
高揚する鼓動の 音をかき鳴らせ
なりやんだ耳なり遠ざかる意識の
中でそっと呟く

きっとまた、いつか


ライセンス

  • 非営利目的に限ります

終末四重奏

終わりの始まりを。

作詞募集に応募させていただきました曲です。

争いがテーマとのことだったので、戦国時代とかそこら辺をイメージしました。

歌詞の意味よりも響きや語呂を重視したので、いろいろおかしいかもです←

閲覧数:785

投稿日:2012/11/19 07:11:32

文字数:673文字

カテゴリ:歌詞

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  • i24village

    i24village

    使わせてもらいました

    鳥兎さまへ

    先日は、歌詞の募集に参加してくださっていただきありがとうございました。

    今回、鳥兎さまが作詞いたしました「終末四重奏(カルテット)」を採用することになりましたので、よろしくお願いします!!

    鳥兎さまには、作品が完成するまで、色々と協力してもらいたいのですが可能でしょうか?

    連絡まってます。
    どうぞ、よろしくお願いします。

    24village

    2012/09/16 09:47:29

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