Imitation Lovers


舌を出したキティ
鏡文字の本に
ひとたび踏み込めば
止め処ないD.C.

百手先を読んで
貴方は微笑んだ
僕の嘘も溶かす
不愉快なソプラノ

It's a showtime！

どうか僕と踊ってくれませんか？
天球のミラージュに
心まで染まる　今夜
帰る場所を忘れた憐れな仔犬みたいな僕等が
集う舞台

ペルソナで隠す恋心
偽物の言葉と花束
着飾った欺瞞を恥じる僕等は演じる
退屈なシナリオだね
何度となく抱くジレンマ
ペテン師同士騙し合ったまま
募る想い　胸に秘めて


緻密に練り上げた
プロットは破綻し
気紛れなダイスに
弄ばれている

サファイアの瞳に
僕が映り込んで
不自由な心に
小さな火が灯る

In the midnight.

貴方には何故だろう敵わないな
儚げなイノセント　不安に俯く仕草
騙されても許してしまうくらいに貴方に夢中さ
― Game Over ―


星降る夜が明ける前に
本物の僕を見出して
誰かのエゴに操られ重ねたステップ
B級映画のラストには
凝った演出はいらないよな
この勝負の敗者は僕だと知っていたよ

ハッピーエンドに程遠い
ちゃちな伏線を紐解いて
貴方と僕のお話はここらでおしまい
きっとそうだね　気付いてた
嘘を纏う僕の愛に
許されぬこの恋に終止符を
空が白み　幕は下りた


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したをだしたきてぃ
かがみもじのほんに
ひとたびふみこめば
とめどないだかーぽ

ひゃくてさきをよんで
あなたはほほえんだ
ぼくのうそもとかす
ふゆかいなそぷらの

いっつぁしょーたい

どうかぼくとおどってくれませんか
てんきゅうのみらーじゅに
こころまでそまる　こんや
かえるばしょをわすれたあわれなこいぬみたいなぼくらが
つどうぶたい

ぺるそなでかくすこいごころ
にせもののことばとはなたば
きかざったぎまんをはじるぼくらはえんじる
たいくつなしなりおだね
なんどとなくいだくじれんま
ぺてんしどうしだましあったまま
つのるおもい　むねにひめて


ちみつにねりあげた
ぷろっとははたんし
きまぐれなだいすに
もてあそばれている

さふぁいあのひとみに
ぼくがうつりこんで
ふじゆうなこころに
ちいさなひがともる

いんざみっない

あなたにはなぜだろうかなわないな
はかなげないのせんと　ふあんにうつむくしぐさ
だまされてもゆるしてしまうくらいにあなたにむちゅうさ
げーむ　おーばー


ほしふるよるがあけるまえに
ほんもののぼくをみだして
だれかのえごにあやつられかさねたすてっぷ
びーきゅうえいがのらすとには
こったえんしゅつはいらないよな
このしょうぶのはいしゃはぼくだとしっていたよ

はっぴーえんどにほどとおい
ちゃちなふくせんをひもといて
あなたとぼくのおはなしはここらでおしまい
きっとそうだね　きづいてた
うそをまとうぼくのあいに
ゆるされぬこのこいにしゅうしふを
そらがしらみ　まくはおりた