愛というモノはおそらくは幻想で
幸せというモノも想い込みに過ぎない
そんな僕だから 愛など持っていないし幸せでもない
だけど君がそれを欲しいというのなら
僕の全てを使って君を騙そう
精一杯の愛を騙ろう

うそをつけうそをつけ
全身全霊で騙しぬけ
種明かしをしてしまったら
騙されていることに気づいたら
君はきっと僕から離れてしまう
僕は何よりもそれを恐れる


君といることで僕はここにいられる
幸せというものはまだ解らないけれど
そんな僕でも 楽しく生きられるし 不幸ではない
だから君がそれを欲しいというのなら
僕の全てを使って君を騙そう
精一杯の愛を騙ろう

うそをつけうそをつけ
誠心誠意、騙しぬけ
種明かしをしてしまったら
騙されていることに気づいたら
君はきっと僕に愛想を尽かす
僕は何よりもそれが怖い


やがて訪れる別離の時 死が二人を分かつとき
僕はこう言って嘘を締めくくる
「君と一緒で幸せだった。愛してる」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

うそつきのうた(仮)

嘘もつき続ければ真実になるかもしれない。誰も騙されたことに気づかないほどよくできた嘘は、嘘じゃないのかもしれない。

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投稿日:2012/06/23 22:47:46

文字数:415文字

カテゴリ:歌詞

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