幻想逃避

遠ざかる君の影
僕は何も出来ず
離れたくないのに
君を突き放した

だのにもう戻りはしない
過去だけ追いかけて
弱さが生みだした
理想は崩れてく

「あの頃は良かった」
そう吐き捨て
言葉尖らせ
同じ(おんなじ)ような時間を繰り返す

語り合うことさえ
僕は僕は僕は出来ない
傾きかけた未来
戻らない時に問いかけた

何も出来やしない
君も僕も子供のように
「早く消えてしまえ」
冷たい声が僕を叩く あゝ

そうさ景色さえも
変わるのに
僕はあの時代(とき)重ね続けた
列車の窓辺から

飾られた記憶に
縋る気持ち僕も同じ
形のない世界
消えたはずの音が響く

絶え間なく高鳴る
赤い光僕を止める
誰にも変えれない
メモリー消える君の中で あゝ

答え探しても
見つからなくて
「答えなどない」と
締め付ける孤独だけが
壊してゆくんだ 全て

振り向けばいつかの
君がいて
僕に問いかける
優しく僕を包んだその声で

ありふれた言葉に
僕はいつも目を背けた
ざわめきが聞こえる
目が覚めたような気がした

語り合うことさえ
僕は僕は僕は出来ない
飾られた記憶の
輝きは全て幻想(まぼろし)

寂しさだけが今
僕を君を覆い尽くす
変えていくよ現在(いま)と
未来(あす)を繋ぐそのレールを あゝ

遠のく 君の影 あゝ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

幻想逃避

幻想逃避の歌詞です!

閲覧数:266

投稿日:2016/05/14 01:14:22

文字数:570文字

カテゴリ:歌詞

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