変幻自在のノイズが　僕を襲うんだ 茫然
蒔いた餌に群がる トンだ奴もいんだ
眠らない街と僕らは　夢も見れなくて 悄然
それは三半規管を 容赦なく叩く

変幻自在のノイズが　未だハウリングしていて
上手く聴こえないんだ　君は何て言った？
アンビバレンスな歓声　それは偏頭痛のようだ
あの頃の夢を 食べ尽くせ愚弄

街を白く見せる街灯　ギラついた午前二時
ジェリービーンズよ　混ぜてくれよ　シュプレヒコールに
傘も差さず路地へ逃げた　くたびれたミュージシャン
雨に置いてかれた夢よ
Wake up , wake up , wake up !


胸騒ぐ僕を諫めて　寂しげに響くノイズは
眠りつけぬ街へと　誘い出す甘美
夢を落としたんだ多分　届け出は何処に出せばいい
夜を彷徨うばかりじゃ　手触りが頼り


星の瞬きかすめて　着せて似させた電飾
熱を帯びてく明かりに　浮かぶはまるで陽炎


変幻自在のノイズが
変幻自在のノイズが
僕を襲う午前二時 イヤにギラつくんだ
アンビバレンスな歓声　それは偏頭痛に紛れ
焚き付けた無性　齧り付け glow

幻聴現象 煙に巻いて　この夜に夢の端を
依然已まぬ声は そうさ　シュプレヒコールだ
画にもならず 掠れ掠れ　それでもいい　見せてくれ
変幻自在　どうか僕を
Make up , make up , make up !