家に帰って、早速リビングでみかんアイスとやらを食べることにした。ビニール袋から2つ取り出す。
「「おお!!」」
思わずカイトとはもってしまう。それぐらい、どこにでも売っているそんな装いをしていたからだ。だって、ちゃんと原材料表示もあるしみかんアイスって書いてあるし。ちなみにカップだった。蓋を開けると、オレンジみかん色。
「「・・・」」
スプーンですくって食べてみる。・・・!!
「おいしいですね、普通に」
「リンちゃんに今度食べさせてあげよう・・・」
ぼそっと呟く私。
「・・・だめですよ、差し入れぐらいにとどめて下さい」
「・・・分かったよー、しょうがないなー」
私はそう言って、もう一口食べる。おいしい。
「っていうか、これはなかなかいいですなー」
大成功、と私はにこにこして言った。
「フルーツスーパーも、良い仕事するんですね」
カイトも言う。
「そうだね」
「・・・あ」
カイトは声をあげる。
「どうしたの? カイト」
全く気づかない。ふりをする私。
「なんかアイスが凍ると思ったら・・・!」
カイトは立ち上がる。そして、クーラーのスイッチを切る。
「あれー? 少し凍ってるー♪」
もはや確信犯になりつつある私。
「マスター! 夏以外クーラーかけちゃ、だめですよ!!」
「いいじゃん、風びゅおんびゅおんだし」
素知らぬ顔をして、みかんアイスを食べる。
「それに、少し凍らせると冷凍みかんでおいしいよ」
「・・・」
私の言葉にカイトはしばらく黙りこみ、手に持ったままのみかんアイスを食べる。
「・・・・・・それもそうですね」
仕方ないな、という風にカイトは苦笑いして言ったのだった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

感じるアイスアイス、アイスな話。 【マスターとカイト】

おはようございます、もごもご犬ですこんばんは!
お腹減ってきた・・・。
現実世界連動機能希望・・・。
ほんとに。
この作品で一応おしまいです。一応。
・・・本文読んで、分かった人いるかなー?
一番最初の説明文で言ってた言葉・・・。
忘れたかな? 忘れるよね。
最後の気転を利かせたところ。
これ分かった人、いるのかな? いたら、メッセージかなんかで知らせてもらえばなと言ってみますwwwwww
これで、何もメッセージ来なかったらどうしようwwww
種明かししなきゃ、だめ?
でもなー、なんか秘密にしておきたいw
というわけで、秘密!

次回は、何だろなー。分かんないけど、お楽しみに!^^

閲覧数:187

投稿日:2011/04/17 10:46:57

文字数:696文字

カテゴリ:小説

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