空に弾けた打ち上げ花火
君と見ていたあの夏の日
約束した「今日」のこと
君は覚えてるかな


帳落ちた天神駅のスクリーンには華一匁
先を急ぐ恋人達の波に酔う私は一人

指きりした君はもうここにはいない
針千本でも飲ませてあげたい気分なのに


空に弾けた打ち上げ花火
君と見ていた赤、白、黄色
「来年も再来年も行こう」
君はそう言ったよね


朝目覚めて君が浮かぶ「今日」はとても特別な日
髪を結って、紅を引いて、帯を締める、緊張しちゃう

待ち合わせは落ち着かないどんな笑顔すれば
見つけられなかったなんて考えてた私馬鹿みたいね


君と歩いた夕焼け小焼け
繋ぐ右手は離さないように
しっかり摑まえている
そう想っていたから


空に弾けた打ち上げ花火
君と見ていたあの夏の日
約束した「今日」のこと
私覚えてるよ


胸を突き刺す花火の音と
やけに寂しくなった右手
大好きだった君の隣には
今誰が居るんだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

約束と花火

閲覧数:147

投稿日:2014/09/12 19:27:43

文字数:406文字

カテゴリ:歌詞

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