それはそれは、贈り物だった・・・

いろいろな腕時計
電池が切れて止まっているけど
入れ替えすれば元通りさ

でも、もう外の時間はどんなに進んだことか
腕時計をする人なんて一人握りになってしまったよ

君が居なくなってから
残されたモノたち

ヒトやモノ、すべてがその時止まっていた
だけど外の時間がその縛りをひっぺがして
いつしか君は独りになった

それはまるで逝った日のように


それはそれは、形見だった・・・

いろいろな腕時計
無数の傷が入ってはいるけど
大事で大切な思い出の品さ

でも、もう気持ちだけで十分だよ
返すべきところへ返す瞬間がやってきたみたい

君が眠りについてから
創り出された曖昧

ヒトやモノ、すべてが境界線を伴っていた
だけど抽象的になって記憶の片隅から
はじき出された腕時計


それはいまさっき渡してきたよ
あなたを変わらず愛している人の元へ
いつまでも偏った愛情を注いでいる人の元へ

大事にしてくれる人の元で、おやすみ
歯車まわしてくれると、いいね
それじゃあ、ばいばい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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片隅の腕時計

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投稿日:2009/12/02 12:50:24

文字数:456文字

カテゴリ:歌詞

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