流れる痛みを遮る羽音

頭の上にまだ溢れ出る
望みを積み上げたまま見上げたまま

ありし火
過ぎし日々

滅びの時が呼ぶ

別れを彩る止まらぬ足音

斑の腕にまだ刻まれた
力を含ませたまま広げたまま

崩れた星の跡
離れゆくなお暗すぎる夜

重ねて
鮮やかに揺れる

錆びつく爪を立てて
熱に眩む渦の底に飛べ


繋ぐ糸の先は続くことなく
そして迫る声は骨を震わす


不滅を囀る
命を踏みしめ


何度でも甦る
映し出す破滅を絡ませたまま捩れたまま

消してなお滲み出る
生まれゆく毒に満ちた夢

軋ませて
鮮やかに揺れる
遥かな悪をかざし

仰ぐ空に決別の歌

なおも巡る渦の底に飛べ


飛べ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ダイブ

閲覧数:182

投稿日:2012/01/16 04:01:31

文字数:299文字

カテゴリ:歌詞

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