古麦わら帽子放り投げた
遥40000フィート、飛んでいった
君の卒業祝いの餞に部屋の片隅でも独り占めさせてよ
ぱっと浮かぶ風船 ま空へ染み込んだ
淡いままの少女は黒い髪を解いた
褪せりない紅いくちびるに
重ねた不器用な告白にただ黙り頬を染めた
夏冠かぶり初めて愛しく笑った
待ち合わせの神社 場所を忘れた
悲しいくらいの群青 目を伏せた
頭上を飛行機が掠めれば明日あなたにさよならを
「何回目かの夏にあいことばを言って」
私、ここで待ってる
茜色すすき野が揺れる
溢れ出す太陽の粒と
埋もれた箱庭の外れから陽だまりに駆けていった
夏陰の向う
いつかの僕らが見た夢
オススメ作品
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞
じん
君が嫌いだって言葉にすれば
いつも泣きそうに俯いた
こんな私を嫌いになって欲しくて
今日も突き放す 私のワガママ
窓際に飾られたアルストロメリア
気付かないうちに枯れたみたい
花弁が一つ、一つと落ちる度に
胸が傷んで手を伸ばす
本当はとても怖くて
貴方の傍で笑っていたい...アルストロメリア
ほむる
いじけちゃってんだって僕はまた
其は鳴らす音の違いと
辿れないような足跡
ぐしゃっといこうぜメイビー
いい意味でも悪い意味でも
僕はお前とは違うんだ
地平は同じだからこそ お前を見ていられる
きっと離れられないから お前も僕を見ている
だからそう一歩だけ 一歩だけでいいんだろう
新しいステージへ...同じ穴のムジカ
あふれいど
花から花へ飽くまで
あそべやとまれ またあそべ
薄日を透かすその翅
目の眩むような 輝きで
知らないまま 触れないまま
君の模様深くなってく
瞼の裏 描けるほど
春疾風に休む場所を探して
鱗粉を散らす 小さな姿に
差し伸べたつもりの僕の両手は...【♪】剣先に舞う蝶
真麻
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
誰かを祝うそんな気になれず
でもそれじゃダメだと自分に言い聞かせる
寒いだけなら この季節はきっと好きじゃない
「好きな人の手を繋げるから好きなんだ」
如何してあの時言ったのか分かってなかったけど
「「クリスマスだから」って? 分かってない! 君となら毎日がそうだろ」
そんな少女漫画のような妄想も...PEARL
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