【 Northern Express 】
（ノーザン・エクスプレス）



窓に流れ消える　街並みの灯り
喧噪の日々を抜けて　今宵　君のもとへ

あぁ　募る想い　たったひとつ乗せて
飛び込んだ　ベルの間際　最終列車


少しだけの不安と　変わらぬ心強さと
言葉だけじゃ足りない　愛おしさを伝えて


光より速く駆けて　加速する初音色
並び沿うレールが目指す　二人ともに描く未来へ
君と　手　携え行くよ　遥かな夢の途中




北の街から来た　雪の便りには
降り積もる想い出たち　心　融かしてゆく

あぁ　冬の旅は　きっと　人を誰も
１ページの詩人へと　変えるのでしょう


凍えるほど高鳴る　この胸焦がす情熱　
それは遠いあの日　交わし合った約束


どれだけの夜を越えて　輝きをつかむまで
明日へと続く軌跡　信じ合える絆があれば
望みは必ず叶う　遥かな夢の途中




夢追い人たちの　見果てぬ終着駅へ
今宵　君とわたし　心　重ね　旅立つ


今、光より速く駆けて　加速する初音色
並び沿うレールが目指す　二人ともに描く未来へ

どれだけの夜を越えて　輝きをつかむ時まで
明日へと続く軌跡　信じ合える絆があるから
望み叶えるまで　遥かな夢は止まらない



【ひらがなばーじょん】
( )内は１音想定です



まどに　ながれきえる　まち　なみのあかり
けんそおの　ひびをぬけて　こよい　きみのもとえ

あー　つのるおもい　（たっ）た　ひとつのせて
とびこんだ　ベルのまぎわ　さいしゅうれっしゃ


すこしだけのふあんと　かわらぬ　こころづよさと
ことば　だけじゃ　たり（ない）　いとおしさを　つたえて


ひかりより　はやくかけて　かそくする　はつねいろ
ならびそう　（レー）ルがめざす　ふたりともに　えがくみらいえ
きみとて　たずさえゆくよ　はるかな　ゆめのとちゅう



きたの　まちからきた　ゆきのたよりにわ
ふりつもる　おもいでたち　こころ　とかしてゆく

あー　ふゆのたびわ　（きっ）と　ひとをだれも
いちペエジのしじんえと　かえるのでしょお


こごえるほど　たかなる　このむね　こがすじょおねつ
それわ　とおい　あのひ　かわしあった　やくそく


どれだけの　よるをこえて　かがやきを　つかむまで
あしたえと　つづくきせき　しんじあえる　きずながあれば
のぞみわ　かならずかなう　はるかな　ゆめのとちゅう



ゆめおいびとたちの　みはてぬ　しゅうちゃくえきえ
こよい　きみと　わたし　こころかさね　たびだつ

いま　ひかりより　はやくかけて　かそくする　はつねいろ
ならびそう　（レー）ルがめざす　ふたりともに　えがくみらいえ

どれだけの　よるをこえて　かがやきを　つかむときまで
あしたえと　つづくきせき　しんじあえる　きずながあるから
のぞみ　かなえるまで　はるかな　ゆめわとまらない