何かを捨てることなんて　できるのかな
覚えていることが　捨てきれない証拠

誰かを愛することなんて　できるのかな
忘れてゆくことで　失う宝物

もう少し上手に
もう少し丈夫に
生きてみたいけれど

声にもならない言葉
にすらできない想い
さえ分からない命
も充たせない僕らは

どんな武器でこの世界（てき）を　倒せばいいのだろう
　
今から変わることなんて　できるのかな
自分が何なのか　知らないままだけど

誰かを救うことなんて　できるのかな
自分のためですら　負けているけれど

もう少し器用に
もう少し気丈に　
願い聞こえたから

嘘にはできない言葉
よりただ強い想い
くらい儚い命
を失くせない僕らは

どんなときでもこの世界（てき）を　愛していたんだろう

いま　遠ざかる鐘の音は
終わりか始りか
紡がれる言の葉は
この時を舞い上がる　駆け抜けてゆく　

声にもならない言葉
にすらできない想い
さえ分からない命
も充たせない僕らでも

声さえ超えてく言葉
を打ち貫いてゆく想い
から溢れ出す命
を燃やし続ける僕らは

どんなときでもこの世界（てき）と　共に歩むのだろう