哀華繚乱

作詞:レーキスモアン


遠く遠く離れて行くと気付いていました あの日から
この痛みさえも気付か無い儘 貴方は今日も笑った

花弁舞う頃 約束を一つ
大きな野望と微かな期待交え
時雨となる午後 再開を一つ
貴方と結ばれる糸を探すばかりです

未だ見ぬ風に抱かれ 唯静かに眠りを待つ
貴方と二人で聞いて観た物全てこの身に染み付き消えず

耐えて耐えては偲ぶれどもやがて襲わるる虚無感と
叶うはずもなく散る事しか術が無い夢物語

やっとやっと掴んだ花ははらりと掌から落ちて
この悔しささえ気付か無い儘 貴方は今日も笑った

繋いだ右手と貴方の左手
離れ無いと喜んだのは束の間で
冷えた指先の感触が未だ拭えずに今日も又夢を彷徨うのでしょう

微か何処からの華の香りに誘われて
貴方の優しさに触れ恋しさを知り 現つは虚像と知った

全て全て遅すぎた事 知った時 既に手遅れで
蝕み始めた 助かる見込みの無い漆黒の世界へ

やっとやっと掴んだ花ははらりと掌から落ちて
この悔しささえ気付か無い儘 貴方は今日も笑った

ずっとずっと想い願い報われること信じて止まず
「いつの日にかまた」あまりにも哀しく美しく咲く華
涙は今日も落ちた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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哀華繚乱

閲覧数:399

投稿日:2013/03/16 08:09:43

文字数:517文字

カテゴリ:歌詞

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