恋一首




今宵も奏でましょう
あなたの届けましょう
恋の歌 恋一首

A1
花の色はうつりにけりな
いたづらに
わが身世にふる
ながめせし間に

B1
舞い散る桜のごとく
月夜の晩にとおりゃんせ
あの人はいづこへ消えた
おもい震わせて今、思ふ


S1
恋一首
可憐に散る
どうせなら散る間際も
美しくありたい

恋一首
たとえこの声があなたに
届かぬとしても
そっと奏でましょう




A②
嘆きつつひとり寝る夜の
明くる間はいかに久しき
ものとかは知る  

B2
あの子が欲しいこの子が欲しい
好まぬものとの契
それが本当の幸せなのか
おしえてたもれ
S2
恋一首
儚くまう
どうせなら散る間際も
美しくありたい

恋一首
たとえどこかで
ほかのおなごに
恋焦がれようとも
待ち続けてます




めぐりあひて見しやそれとも
わかぬ間に雲かくれにし
夜半の月かな


叶わぬ恋でも恋一首
奏でてみせましょう


恋一首
可憐に散る
どうせなら散る間際も
美しくありたい

恋一首
ここで命絶つなら
あなたを好きでいるうちに
散らせてください

恋一首

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

恋一首

平安時代の儚い百人一首の恋の歌を
作ってみました。

閲覧数:80

投稿日:2015/07/09 17:57:37

文字数:482文字

カテゴリ:歌詞

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