草原
特攻隊の八紘石腸隊に在籍し、散華された井樋太郎少尉が出撃直前に残した「出撃直前の作」と題された長編詩
の一部をお借りし、前後の詞をhiyaさんに作っていただきました。
井樋少尉の詞をお借りするに当たって、ご遺族の許可を得ております。
「草原」
作詞：井樋太郎/hiya
馬は君を目指し 草原を 駆ける 地平線を果てに見て
煌めく 槍の穂 指す先は 朝焼け
君に別れ告げず 戦場を 目指す 守る物を後にして
こらえる 涙は 故郷(ふるさと) を想いて
※緑に煙る筑紫野の 多布施の流れ清くして
そらゆく雲の影うつす 水をながめて啄木と
語り過せし日もありきああ故郷は紅葉して
秋の陽みてるたんぼみち
※井樋太郎少尉の「出撃直前の作」より
いざ 駆ける 絶望を超え
命散らし行くは 家族 守る為 先に行きて斬り進む 輩(ともがら)
Ah-
コメント3
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ご意見・ご感想
まうぽん
ご意見・ご感想
＞金田まうさん
ありがとうございます！
哀しみが伝わったならきっとうまく書けたのだと思います。
そういってもらえると嬉しいです。
＞Ukさん
ありがとうございます。
きっと、そうなんでしょうね。＜何気ない風景
平和な時代に生まれた人間には、想像すらできないことですが・・・
2009/08/03 01:14:02
UK
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「秋の陽みてるたんぼみち」にグッときました。
死を目前に控えたとき、何気ない風景こそが思い浮かぶのかもしれません。
親戚が神風特攻で散華しているのでひとごととは思えません・・・。
2009/08/03 00:32:52
金田まう
ご意見・ご感想
強さと哀しさを見事に表現されてますね！
素晴らしかったです♪
ブクマ＆ダウソさせて頂きましたm(＿ ＿)m
2009/08/02 22:54:04